第2回 可視赤外線観測装置技術ワークショップ 2012年12月
2012年12月17日(月) - 12月18日(火)
国立天文台 三鷹キャンパス すばる棟大セミナー室
(三鷹キャンパスへのアクセス)
開催趣旨
装置開発においてグループ間での情報共有や連携、技術の共通化を
進めることは非常に重要です。特にTMTやSPICAといった大型計画や
大学主導の中小規模計画が進行中の光赤外線分野では、このような
連携強化が強く求められています。
本ワークショップは、可視赤外線の分野での装置開発を念頭に、技術・情報の
共有促進を目的としており、今回が2回目となります。
第1回 (2012年2月)のプログラムと講演スライドは以下のURLからご覧頂けます:
[ 第1回 可視赤外線観測装置技術ワークショップ ]
プログラム・オンライン集録
(敬称略、*は招待講演)
12月17日(月)
- 10:00 今研究会の趣旨説明
- 10:10 *年吉 洋(東京大) 光学応用MEMSの最近の研究動向 [PDF]
- 10:40 上塚 貴史(東京大) 長波長中間赤外線光学素子の開発 [PDF]
- 11:00 海老塚 昇(名古屋大)新しい回折格子 [PDF]
- 11:20 *沖・岩井(サイバーネットシステム)
電磁波シミュレーションによる宇宙用赤外センサへの適応事例の紹介と光学設計・シミュレーション解析ツールによるレンズ設計の紹介 [岩井さん PDF] (update 2013/01/07)
11:50 昼食
- 13:00 秋山 正幸(東北大) TMT多天体補償光学系実現に向けた要素開発 [PDF]
- 13:20 大野 良人(東北大) 広視野多天体補償光学のための波面再構成 [PDF]
- 13:40 矢野 太平 (NAOJ) JASMINEの星像決定技術 [PDF]
- 14:00 鹿島 伸悟(NAOJ) JASMINEの迷光技術I. 迷光評価技法とNanoJasmine,SmallJASMINEの実際 [PDF] (講演はキャンセル)
- 14:20 丹羽 佳人(NAOJ) JASMINEの迷光技術II. 遮光材料と反射率測定 [PDF]
- 14:40 休憩
- 14:55 *阿久津 智忠(NAOJ)重力波検出器における散乱光対策 [PDF]
- 15:25 *樋口 俊郎(東京大) 特殊環境用アクチュエータ
- 16:05 ポスターセッション
- 17:05 *鶴 剛(京都大) X線SOIPIX検出器の開発 [PDF]
- 17:35 *和田 武彦(JAXA) 遠赤外線検出器技術
- 18:05 中屋 秀彦(NAOJ) 汎用2次元検出器データ取得システムMESSIA6について
19:00 懇親会
12月18日(火)
- 9:00 *三浦 則明(北見工大) 太陽観測に向けた補償光学 [PDF]
- 9:30 西川 淳(NAOJ) 非対称ナル干渉計・波面制御・コロナグラフによる高コントラスト光学系
- 9:35 堀江 (NAOJ) ナル干渉計内部波面誤差の干渉計外部補償光学による補正
- 9:45 小林 (NAOJ) 4分割位相マスクコロナグラフを応用した非対称ナル干渉計
- 9:55 大矢 (NAOJ) 新しい焦点面波面センシング法によるダークゾーンコロナグラフ
- 10:05 小谷 隆行(NAOJ) 光赤外線干渉計観測のための光集積回路の開発
- 10:25 休憩
- 10:40 尾崎 忍夫(NAOJ) 面分光に用いられる技術 [PDF]
- 11:00 勝川 行雄(NAOJ) 高精度2次元面偏光分光装置に用いる矩形ファイバーリボンの特性評価 [PDF]
- 11:20 *鈴木 敏一(KEK) KAGRAの低温技術 [PDF]
11:50 昼食
- 13:00 *松尾 太郎(京都大) 分割式望遠鏡のための超高コントラスト技術
- 13:30 *鈴木 竜二(NAOJ) TMT/IRISを用いた高精度アストロメトリ [PDF]
- 14:00 池之上 文吾(NAOJ) TMT IRIS pin hole gridの測定 [PDF]
- 14:20 ポスターセッション
- 15:10 *岡田 則夫(NAOJ) 国立天文台先端技術センターの持つ技術 [PDF]
- 15:40 *片坐 宏一(JAXA) 宇宙科学研究所・赤外での観測装置開発 [PDF]
- 16:10 栗田 光樹夫(京都大)われわれ(京大)ができることと抱えている課題 (仮題) [PDF]
- 16:30 討論・まとめ [議事録]
ポスター発表
- P-1 上塚 貴史 (東京大) 長波長中間赤外線光学素子の開発 [PDF]
- P-2 海老塚 昇 (名古屋大) 新しい回折格子 [口頭講演 PDF]
- P-3 犬飼 力 (中部大) サファイアにおける研磨特性の結晶方位依存性 [PDF]
- P-4 大野 良人 (東北大) 広視野多天体補償光学のための波面再構成 [口頭講演 PDF]
- P-5 矢野 太平 (NAOJ) JASMINEの星像決定技術 [口頭講演 PDF]
- P-6 鹿島 伸悟 (NAOJ) JASMINEの迷光技術I. 迷光評価技法とNanoJasmine,SmallJASMINEの実際 [PDF]
- P-7 丹羽 佳人 (NAOJ) JASMINEの迷光技術II. 遮光材料と反射率測定 [口頭講演 PDF]
- P-8 中屋 秀彦 (NAOJ) 汎用2次元検出器データ取得システムMESSIA6について
- P-9 岡田 一志 (東京大) 中間赤外線観測装置用低温アンプのためのGaAs FET特性試験
- P-10 西川 淳ほか (NAOJ) 非対称ナル干渉計・波面制御・コロナグラフによる高コントラスト光学系I
- P-11 西川 淳ほか (NAOJ) 非対称ナル干渉計・波面制御・コロナグラフによる高コントラスト光学系II
- P-12 勝川 行雄 (NAOJ) 高精度2次元面偏光分光装置に用いる矩形ファイバーリボンの特性評価 [口頭講演 PDF]
- P-13 岡田 睦 (中部大) 青色レーザプローブによる微細形状の超精密測定 [PDF]
- P-14 松尾 太郎 (京都大) 分割式望遠鏡のための超高コントラスト技術
- P-15 橋場 康人 (東京大) 可視光ファブリ・ペロー分光撮像装置の開発 [PDF]
- P-16 奥村 真一郎 (日本スペースガード) 完全空乏型CCDを用いたTDI観測:人工天体観測への応用 [PDF]
- P-17 永山 貴宏 (名古屋大) IRSF用可視・近赤外線同時分光器の開発
- P-18 高橋 隼 (兵庫県立大) 西はりま天文台における観測装置開発状況 [PDF]
- P-19 秋田谷 洋 (広島大) かなた望遠鏡 可視赤外線同時カメラHONIRとその開発要素
- P-20 宇井 崇紘 (広島大) 可視赤外線同時カメラHONIRと近赤外線読みだしボードの開発
- P-21 松林 和也 (京都大) 京大3.8m望遠鏡用 可視光ファイバー面分光装置開発 [PDF]
- P-22 浅野 健太朗 (東京大) 中間赤外線観測装置MIMIZUKUの開発
- P-23 北川 祐太朗 (東京大) SWIMSにおける面分光ユニットの開発
- P-24 岩田 生 (NAOJ) すばる望遠鏡の装置計画の現状 [PDF]
ご意見、ご要望は下記世話人までお願いします。
宮田 隆志 (tmiyata_at_ioa.s.u-tokyo.ac.jp)
高見 英樹、尾崎 忍夫, 岡田 則夫、臼田 知史、岩田 生、
本原 顕太郎、菅井 肇、市川 隆、秋山 正幸、吉田 道利、
森谷 友由希、栗田 光樹夫、海老塚 昇、片ざ 宏一
問合せ先
e-mail: astroinst2012_at_astr.tohoku.ac.jp(_at_ は @)
本ワークショップは国立天文台研究集会による支援の元、
日本天文学会・精密工学会・日本光学会の協賛、オプトロニクス社の後援を得て
開催されるものです。