栗田:軽量研削鏡がポイントになるのでは。 架台駆動はすばるの技術で十分 大坪:GTC建設現場 6台の研磨器で平行して鏡を作っている。 研削だけでというのはまだまだ未知。 海老塚:ELID研削が急激に進んでいる。 細かい砥石も使えるようになってきた。 大坪:それが2mクラスで実現できるかが問題。 高見:技術の種はあるが、それをどのようにELTで持ち込んでいくのかが問題。 高見:天文台の独立行政法人化の際にプロジェクト制が走る。 そのAプロジェクト室にELTを出すのはどうか。 杉山:Aプロジェクトの参加者は所属部門からのバックアップがないといけない。 (dutyを免除するとか) 土居:動き出せばそれぞれの大学の活動性につながるのではないか。 高見:予算の裏付けはどうなるのか?あるいは科研費をどうするのか 家:たとえば、宇宙研は衛星用基礎開発経費が概算要求の柱になっている。 天文台にはそういうものがない。 H16年度の概算要求には入れられなかったが、法人化でどうなるか不明。 AO特別推進のヒアリングでも、天文台の大型科研費は概算要求でやるべき といわれた。そういう意味でも開発概算要求を確保することは重要だろう。 安藤:ALMAに向けて思うのは、国際協力は急がないと脇に追い遣られてしまうのでは。 ALMAはあれだけ頑張って1/4程度の時間しかとれない。 国際協力するのであればできるだけ早く参加すべき。 国内の意見はより独自のアイデアで展開する小さい計画の要望もある。 早く戦略を立てて進んでいかないと 天文台内部からのアイデアがなかなか出てこないのも問題。すばるに手をとられてしまっている。 舞原:これからは国際協力で行くしかない。その中でいかにイニシアチブをとるかが重要。 ALMAも失敗した面もあるが、encourageしていい。 前向きにやるべき。 市川:国際協力を進めていくとき ・遅れるたいへん ・海外はそれに対応する組織がある。 日本は技術については若手が中心で、それをいかにサポートしていくのか重要。 すばるのR&Dもなくなってしまったし。