千葉:(サイエンス班サマリ) 各分野からの希望は多岐にわたる。地上大型であれスペースであれ、重要なサイエンスの結果は 出てくるだろう。 個人的な感想: いわゆる理論屋を巻き込んで望遠鏡計画の話をしたのは初めて。この機会は今後の天文学にとって 良かったのでは。 日本では理論/観測の壁が高い。今後、それを低くする努力も必要 田村:(スペース班サマリ) それぞれのサブグループでの検討が進んでいる。 SPICA: 装置検討の遅れ。サイエンス研究会を。 JASMINE:R&Dの具体化、小型実験衛星も JTPF: HCSTの検討。 天文台とスペースの関係。 天文台でもスペースミッションへの参加の体制を。 個人ベースでは限界。ポストALMAまでは待てない。 天文学予算に複数のリソースがあるのはいいこと。 複数の機関が共同での予算要求もできるのではないか。 ISAS、大学との交流を広げるべき。 スペースのプロジェクトはいったん固まってしまうと外部から入りにくい。この進め方を変えた方 がいいだろう。 家:SPICAの装置への具体的な提案をスペース班でまとめることはできないか。 田村:可能だろう。 土居:JTPFの売り物はPSF。それに向けての準備はどうなっているか(小さいミッションとか) 田村:JTPFメンバーはSPICAに含まれている。SPICAのR&DはJTPFにつながるだろう。 別のミッションはマンパワー的に無理 天文台のAプロジェクトを2つあげるのでいいのでは。JASMINとSPICA/JTPF。 高見:新しい天文台の制度をうまく使いこなして欲しい。 土居:看板になるサイエンスは、 Origin 生命、銀河、 謎(ダーク) dark age dark matter dark energy パラダイム AGN,CDM スペースと地上のどちらかに絞る必要はない。互いに相補的。『天と地と』 複数のプロジェクトはそれぞれでやればいいだろう。 今後 SPICA : サイエンスが固まっていない。それを詰めるべき JTPF, JASMINE: 準備を 地上大型:状況に応じて国際協力。ただ、いかに特徴を出すか(技術)が問題。 いまは安く作るという方向に行っている。 高見:地上技術についてのコメント。今日は景気が言い話だったが、本当に国際協力を進めるには 今扱っている技術を突き詰めないと次の展開は生まれない。そこまではいっていない。 大西:他波長の話はあまりなく、その辺の関係が見えない。 千葉:たとえば、AGN班は他波長の動向を考慮していた。惑星系班も。 必ずしも光赤外のサイエンス、というわけではなかったが。 そのなかで、光赤外の波長域で何ができるかという話だった。 ほかの波長の人すべてを集めての研究会はなかなか難しいし… いずれにしても今後はその辺も考える。 土居:白書を目標としているだけに落ちてしまったかも。 家:白書作成面ではずいぶん進んだ