戎崎:宇宙ステーションを使う宇宙科学ミッションはどのようなPATH? 中川:宇宙科学研究本部にかなり委譲される。ピアレビューは宇宙理学委員会か相当する委員会に移る。 お金はそんなに移らない? 宇宙環境利用と地球観測をどれだけ宇宙科学研究本部に移るかは議論中。 土居:大学からみて関係強化をするのに具体的にはどうするのか? 中川:まだ具体的に決まっていない。 土居:たとえば大学がSPICAの一部に参画する際の窓口は今のままなのか? 中川:できれば拡大したい。 土居:いつ頃決まるのか? 中川:平成15年度中は混沌としていて良くわからない。16年度にならないと? 中川:心配していたのは非公務員型。大学との人事交流を心配していたが、大学も 非公務員型になったので良かった。 ただ、年金が厚生年金になったのが心配。 一応移行措置があって、大学から移ってくると、大学の年限をカウントされる。 ただ、行ったり来たりをするとどうなるのかは不明。 大谷:大学と違うのは独立行政法人。独立がついたことで、将来民営化を視野にいれている。 宇宙科学研究本部は民営になじまないので、再編があるんですかね。 中川:日本の宇宙科学にとっては大改編。 大学の一部門みたいなところがロケットを打ち上げていた。 NASDAとはちがう。 宇宙開発が商業ベースに乗るかどうかは微妙。 民営化は宇宙開発が商業ベースに乗ったときなので