COMICS
責任者 | : | 片坐宏一 |
SS | : | 藤吉拓哉 |
メンバー | : | 岡田陽子、岡本美子、尾中敬、酒向重行、本田充彦、宮田隆志、山下卓也 |
目標スペックは機能として定義されており、限界は予想値(目標値ではない)がFDRに書かれている。
分解能 | 波長カバー範囲 | 限界 | |
---|---|---|---|
10μm帯 | 2500 | 8-13μm | 10〜30mJy |
20μm帯 | 2500 | 16-29μm | 70〜200mJy |
10μm帯 | 10000 | 8-13μm | |
空間分解能は回折限界 |
撮像系
限界 | |
---|---|
10μm帯 | 1〜3mJy |
20μm帯 | 7〜10mJy |
空間分解能は回折限界 |
尚、FDRでは20μm帯の分光/撮像と 10μm帯分解能10000の分光は後回しにして、10μm帯の撮像と中分散分光装置としてreviewで認められた。
分解能 | 波長カバー範囲 | 限界 | |
---|---|---|---|
10μm帯 | 250 (NLモード) | 8-13μm | 50〜80 mJy |
2500 (NMモード) | 8-13μm | 300〜500 mJy | |
10000 (NHモード) | 8.99,10.51,12.81μm付近3ヶ所 | 12.8μm付近で 1Jy | |
20μm帯 | 2500 (QMモード) | 16.7-20.7μm | 5Jy |
5300 (QHモード) | 16.9-17.1μm | 1〜1.5Jy |
撮像系
限界 | |
---|---|
10μm帯 | 4〜11 mJy |
20μm帯 | 50〜200 mJy |
実績の検出限界/FDR予想値は10μm帯撮像が最も小さく4倍、ほかは30倍程度。
この差は、
・検出器の量子効率がFDRでの推定より悪かったこと
・10μmで中分散、高分散では検出器の読みだしノイズが大きいこと、
・スリット効率の見積もり等でFDRでは良すぎる推定がつかわれていたこと
による。
公開時期
S02A 6月から | 10um帯の撮像と10um帯低分散分光 |
S02B | 10um帯の中分散、高分散、Q撮像 |
S03A | Q分光 |
フィルターの追加に伴う機能更新は随時 |
1995年度 | 1700万円 |
1996年度 | 400万円 |
1997年度 | 11772万円 |
1998年度 | 9482万円 |
1999年度 | 1450万円 |
2000年度 | 790万円 |
2001年度 | 1950万円 |
2002年度 | 920万円 |
総 計 | 28464万円 |
★検出器6素子込みです。
★今後は、保守・小改良のために、年間200−300万円が必要と思われる。
☆撮像モード点源感度(1σ1s) (点源に対する感度) | 達成性能 | 計画時の計算値 |
Nバンド(10μm)撮像 | 25mJy @11.7μm | 12mJy |
Qバンド(20μm)撮像 | 320mJy @17.7μm | 120mJy |
☆分光モード典型的感度(1σ1s) | 達成性能 | 計画時の計算値 |
(1スペクトルエレメント当たりの点連続光源に対する感度、バンド内の透過率の良い部分について) | ||
Nバンド低分散(R〜250) | 150mJy | |
Nバンド中分散(R〜2500) | 1.5Jy | 180mJy |
Nバンド高分散(R〜8500) | 3.5Jy | 360mJy |
Qバンド中分散(R〜2500) | 1Jy | 0.6Jy |
Qバンド高分散(R〜5300) | 3Jy | 1.2Jy |
注1:Web掲載のグラフはピクセル当たりの感度である。
注2:分光で達成度が悪く、波長分解能が高いほど悪くなっているのは、計画書執筆時には現実的な読み出しノイズが想定できなかったためである。また、Nバンドの波長分解の高い場合には、チョッピングのために、ウェルに十分に電荷が蓄積するまで積分できていないことも状況を悪化させている。
注3:現在は読み出しノイズのパターンノイズが優勢であり、上記表はパターンノイズを用いた検出感度である。しかし、解析時にパターンノイズの除去が可能であることがわかってきたので、数値は改善する予定である。
「z>3の宇宙論的遠方天体で水素分子の振動回転線を狙う」というテーマは以外は実行可能であり、GTおよび共同利用の中で遂行中。
システムとしてまともに安定して、分光も撮像も稼働している。
(他では、撮像しか稼働していなかったり、分光も稼働しているとは言っているものの、実際には感度がまったく出ていなかったりする)
スリットビュワーがあり、分光観測中にどこにスリットがあてられていたのかがはっきりしている。
GT | : | 10件 |
観測所時間 | : | 5件 |
共同利用 | : | 4件 |
共同利用: