共同利用観測装置報告書


  1. 観測装置名

    HDS

  2. 装置責任者、サポートサイエンティスト名、チームメンバー名

    装置責任者野口邦男
    サポートサイエンティスト田実晃人
    チームメンバー名野口邦男、青木和光、川野元聡、安藤裕康、本田敏志、泉浦秀行、神戸栄治、沖田喜一、定金晃三、佐藤文衛、田実晃人、比田井昌英、田中済、渡辺悦二、吉田道利

  3. 主な研究目的・目標スペックと新たな開発要素(FDR時)

    FDR資料にはないが、装置開発にあたっては、以下の3項目を主な研究テーマとしてかかげた。

    (FDR資料には、近赤外線観測に対応した仕様も記述されていたが、実際には開発・製作が認められなかったため、ここでは省略する)

  4. 完成時期・製作総経費 (年度別に、保守部品等も含む)
     (今後、機能追加のため等に必要な経費があれば、それについても記述)

    2000年7月に初観測、2001年4月より共同利用に公開

    1997年度 696,000,000円 (3年間契約での支払)
    1998年度 14,000,000円 
    1999年度 35,000,000円 
    2000年度 10,100,000円 
    2001年度 1,000,000円 
    2002年度 0円 

  5. GT でのサイエンスの項目リストと概要

  6. 装置の現況

  7. 共同利用実績

  8. 学術成果実績(GT、共同利用含む)

  9. その他、特筆事項
     観測所他への要望、意見等:

    HDSの観測効率は、特に低いということはないと考えているが、今後改善するためには、ガイド系の改善(AGとSVのノイズ低減、ローテータ不使用の場合のAGのガイド精度向上など)が不可欠である。また、スペクトルのコンティニュームプロファイルに大きな変動が現れる場合があり、これは第三鏡のたわみに起因するとみられる。この点についても、改善を希望したい。これらについては、すでに観測所にも検討を依頼し、努力をしてしてもらっているところであるが、改めて要望したい。