共同利用観測装置報告書


  1. 観測装置名

    Suprime-Cam (Subaru Prime Focus Camera)

  2. 開発チーム

    PI:岡村定矩
    Sub-PI:宮崎 聡、関口真木
    SS:小宮山裕
    Members:土居守、古澤久徳、浜部勝、木村仁彦、小宮山裕、宮崎 聡、仲田史明、岡村定矩、大内正己、関口真木、嶋作一大、八木雅文、安田直樹、岡田則夫、井美克美

  3. 主な研究目的・目標スペックと新たな開発要素(FDR時)

  4. 完成時期・製作総経費

    CCD入手の遅れや、主焦点立ち上げ作業が長引いたことから「完成時期」を明確に定義することは難しいが、以下に区切りとなるいくつかの時期をあげる。

    1999年 1月    ファーストライト(@カセグレン焦点:CCD6個)
    1999年 7月    ファーストライト(@主焦点:CCDを追加して、8個になる)
    2000年11月    CCD追加。9個になる(2個追加したが1個は動かなかった)
    2000年12月    共同利用観測開始
    2001年 4月    CCDの総入れ替えを行い、SITeのチップを取り除き、素姓の良いMITのチップ10個となった
    2002年 8月    Messia5への置き換え

    年度経費(万円)主要項目
    1996450機械用CAD、フィルター交換機構試作、電子部品
    19974,700筐体、フィルター交換機構、冷凍機、フィルター
    19981,400ワークステーション、カセグレンアタッチメント、電子部品、機械部品
    19992,880フィルタスタッカ、5W 冷凍機、主焦点用窓
    20001,730フィルタスタッカ、フィルターホルダー、イオンポンプ
    2001963冷凍機保守、筐体上部構造改良、予備部品
    20021,640Messia5 へ置き換え、冷凍機保守、フィルター交換機構改修
    総計13,763 

    (注1)  この経費は装置グループが作成した要求品目リストに基づいたもので、最終確定値ではありません。正確な値にするには、すばる室で経理書類を調べる必要があります。しかし多分±10% の精度はあるでしょう。
    (注2) この経費には、CCD 素子の入手と試験などにかかった経費は含まれていません。
    (注3) 2003 年度以降、維持費として毎年約400 万円が必要です。

  5. GT でのサイエンスの項目リストと概要

  6. 装置の現況

  7. 共同利用実績

  8. 学術成果論文

    調査はまだ完全ではありません。装置関連の論文以外では、査読付き雑誌に掲載の論文と SN 関連のIAU Circular しか含まれていません。