●趣旨
光天連では、2つの議論を続けています。
ひとつは 10-20 年後の日本の光赤外天文学の具体的な検討で、光赤外将来計画検討会が立ち上がっています。
もう一つは、天文分野における大機関から小機関までの大学・研究機関の活性化の議論です。
このシンポジウムでは、後者の議論を目的としています。
(1) 大学天文台
研究基盤整備のために、大学天文台がどうしても必要という声が高まってきています。
多くの大学で検討が続けられ、それぞれがかなり練り上がってきています。
以前から報告のある基幹大学での計画について、進捗状況報告をお願いしたいと思います。
(2) 新しい展開、提案
小機関を含め天文学界全体が互いに相互補完的に役割を担い、協力関係を構築していかないと、大型計画はおろか研究や教育の新展開も苦しくなることは言うまでもありません。
広い意味での人材の育成、そして社会の各方面への働きかけなどが、これまでにも増して重要になります。
各機関での独自の工夫や開発の例を紹介し合い、互いの協力の可能性について議論を始めたいと思います。
世話人
富田 晃彦 (世話人代表; 光天連運営委員、和歌山大)、
安藤 裕康 (国立天文台)、縣 秀彦 (国立天文台)、川端 弘治 (広島大)、西浦 慎悟 (東京学芸大)