中小口径望遠鏡群の望遠鏡時間 議論(2) Q. UH88、落雷で停まっているとっ聞いたが詳しい情報を知っている人は? A. 回復した話は聞いていない。詳細は不明。 Q. UKIRTの方での成果はないのか? A. ある。成果のまとめについて前回のすばるUMで発表した。 C. UH88は2010根度まで。去年光赤天連から延長の要望があって2011年度の公募をした  来年度継続するかどうかは皆次第。 C. プロポーザルの質がすばる、岡山に比べて劣っているのでは。  UHの節目が終わったのかと感じる。  海外の2mクライスはここしかないが、終わっても良いのか。 Q. すばるとの時間が逆転している?大学間連携で応募して、とかは可能なのか? A. キャンペーン観測で出すなら価値はあるが突発天体で出すにはハワイ大の協力が必要  キャンペーンで出す場合、買うという C. UH88,UKIRTのアクセス。継続よりもTMT時代には中国、インドなども参加することになる。  観測時間の東アジアのコミュニティに「輸出」する可能性も一つか C. 来月観測を行う予定。  アクセスの時間と費用、大学院生の立場では多い  魅力ある観測装置?小惑星の観測には魅力的 C. 費用は気にしないで大学院生はどんどん応募して欲しい  国内に同じサイズの望遠鏡が装置もつき動き始めているのもU88から引き上げている一つの理由かも  望遠鏡のない大学ではどのように継続しているのか? Q. プロポーザルの提出は神戸大が多いが他の大学はどうなのか? A. UH88はよく使用していた。  昔に比べ魅力的な装置が減ったように感じる(Kバンドなくなる、視野狭いまま)、使いにくくなった。  また、昔に比べ自前の望遠鏡が増えたのも需要が減った理由では  但し国内でシーイングを1"切るのは厳しいので廃止よりは縮小して続けてほしい  UH88のサポートが何年続くかとマネージャーに伺ったら数年と返ってきた。  後数年ならば継続してはどうか。 C. 境界条件が必要。  UH88の観測時間が必要と要望したときに国立天文台で費用がないとおじゃんになる  この日程までに決めないといけないとかないか? C. 予算案を作っている時に来年度のUH88用に費用をいれた?  天文台の予算規模からみてUH88に関する費用は小さい(50万/夜*20夜以下=1000万以下)。  毎年12月に次年度の予算検討会議がある それまでに理由づけのある要望があれば考えてくれるのでは Q. UH88の費用はどこからでているのか? A. 台長から C. 毎年12月に予算を決める会議がある。  実際は台長が決めるのではなく、予算ボードが決める。  予算要求に対して査定をするので、コミュニティとして要望を出すべき。 C. コミュニティからの要望はいろいろ出ているので注意が必要  プライオリティをつける、等もあると思うので理由は重要 C. 来年度の予算は厳しそう、という話が出ている。  要望をだすなら理由などの準備はしっかりしないといけない C. 考えると締切は10月頃(次回光赤外専門委員会の時期)では C. 天文台の予算の要求の締め切りは11月4日になっている? Q. UH88はやめて別の望遠鏡の時間を確保することはできないのか?  もっとニーズのある望遠鏡があるのでは。  特に3〜5mクラスの望遠鏡とかどうか? A. 委員会陰会のでも意見が出て、いくつかの観測所に問い合わせた  ・UKIRTはもう受け付けてない  ・IRTFにも断られた Q. kitt peak などの共同利用に出すのは?  他には共同研究者を作っていくしかないか。 C. 日本の望遠鏡ではなく、海外の望遠鏡にpropose している人はどうなのか?  競争に勝てないとか、そういうのはあるのか。  調査をちゃんとするべきでは。 C. 次の光赤外専門員会に有志が発案して議論にかけてもらうのがよいのでは。 C. 光赤外専門委員会は11/16。  それまでに調査するのがよいだろう。 Q. 基本的に海外の望遠鏡時間を買うのが前提だが、国内の望遠鏡時間を買う可能性もあるのでは?  例えば、南アフリカの運用に資金援助して観測時間を確保する、という可能性はあるのか?  運用費でなくても旅費とか A. 可能性としてはなくはない?  もう少し気前よいことは考えたい、使いたい人には使ってもらいたい。  ただ増え過ぎると公平性がなくなる(審査はできない)。  例えば機関で夜数を確保してもらい、各機関で観測案を審査して、というのはあるかもしれない。 C. 共同利用は厳しい。  共同利用としての体制作りは大学では厳しいのでは。 C. 体制等は考えないでよいのでは。  ある程度リスクシェアはあると思う。  旅費などは国立天文台が出すとか。 C. それはあるかもしれない。 C. 体制を心配しているが、今のUH88がどれだけやっているのか?  現場でカメラを変えさせられたりとかあって結構いい加減だった。 C. 文科省に対して共同利用をすると兼ね合いが取れない? C. 野辺山の所内時間の経験。  所内でもプロポーザル審査をする(院生でも出しやすい)。  プロポーザルを出した人は所内でセミナーで話してもらっていた。  そうすると、運用グループで様々なサイエンスが検討できるし、共同研究も生まれるのでは C. ここで決を採ることはしないので、光赤外委員会に諮るはどうか。