将来プロジェクトにおける望遠鏡時間 議論(1) C. 観測モードについて。  条件で面白い観測から優先的にとるとよいのが自明でない?  限られた時間で効率を高める努力を。 C. Geminiは始めからキューモードを選択。  これが効率的かというとそうでもないようだ。 Q. 日本でキューモードを経験しているところが無いから評価し  にくい。  すばるで経験するのはどうか? A. すばるは望遠鏡としてキュー観測しにくい(観測中に装置交  換ができない)。  Geminiの交換枠とかがあるので、そちらとのコミュニケー ションを利用する方が現実的。 C. キューモード導入をするかどうかは本質ではない。  今の割り付けを半夜単位から1時間単位とかにするのはどうか。 C. 例えばFMOSのSSPの隙間時間をキュー観測に当てはめたりす  るのはどうか(同一装置でキュー観測)。  系ない天体など、隙間時間でできることがあると思う。  (銀河の人と星の人では観測条件が大きく異なる。) C. FMOSのSSPに関して言えばR.A.が分散し、隙間時間はない  シーイング等の条件はあるかもしれないが、実行する段階で  止まっている C. SPICAに議論を移しましょう。 C. SPICAは先過ぎてイメージが湧かない。  レガシーを考えて、後のことはもう少し先に話し合うのが現  実的なのではないか。 Q. 市川さんのスライド、割り当てで足すと100になっていないが?  PV等がは入っているのか? A. そうだ。打ち上げて冷えるまで0.5年、それからPVに1ヶ月以上  かかる見込み。  冷えてPV完了、観測開始は近赤外、中間赤外の順だろう。  今回のシンポジウムで議題にしたのは、観測期間が短いこと  が予測されているから、早めに準備をしたい為だ。  GTが多すぎるのではという意見があった、確かにそう思う。  予算を取る時の兼合いもあるので、GTについては今後要相談  になるだろう。 Q. ヨーロッパのGTは一般観測枠に加えてか? A. そうだ。 C. 参考までに他の衛星の論文数を紹介する。  Spitzerは年間50編0くらい。  SPICAもそれぐらい期待されているとみなしてよいだろう。  因みに、すばるは年間100編。 Q. 実質観測時間2.5年はオーバーヘッドを入れてか? A. そうだ。 Q. それならば実質の積分時間はどのくらいか? A. 観測によるが、平均的に、公式文書を考えるときには50%と  している。 Q. ということは、積分時間は1年ちょっとでその内半分が日本  に割り当てられる? A. そうだ。 C. warm missionも重要だ。 C. SPICAはcool mission が狙いでそこにかけている。  しかし、warm mission も重要だと思う。 Q. warmでの性能はどのようになっているのか? A. 現段階では不明(手元に資料ない?)。 Q. SPICAのcoolmissionの時に副鏡を動かすのはダメなのか?  そうすればオーバーヘッドが短くなるのでは? A. cool missionでは電流を流したくいないので副鏡で調整は困難。  全体を動かすようにしている。