光赤天連会員の皆様 先日、   [gopira:702] 天文学・宇宙物理学の中規模計画の検討について でお知らせしました日本学術会議、天文学・宇宙物理学分科会 のご依頼についての協力の件です。 お寄せいただいた提案について、運営委員会にも諮り、以下の6件について、 光赤外線研究分野が推進する予算 100億円以下の中規模計画 として、学術会議分科会に報告することといたします。 学術会議・分科会への報告の締め切りは8月15日ですが、光赤天連では 9月に総会(学会時)、光赤天連シンポジウム(6−7日)において、 本件についての会員による議論を継続し、その内容は学術会議 分科会にも伝えていく所存です。 1.今後の光赤天連における議論の進め方について   ご意見があれば、運営委員までお願いいたします。 2.以下の各プロジェクトについて、特にご意見・コメントを   お持ちの方は、直接、運営委員までお送りください。   総会・シンポジウム時など、適宜、紹介します。   (当事者の方は、ご自身のプロジェクトについて       意見を述べられることはご遠慮ください) なお、8月30日に分科会会議が開催され、研究分野団体(つまり、光赤天連 など)の代表者に参加が要請されています。運営委員長および、 運営委員(予定)が参加し、当報告についての説明をいたします。 光赤天連運営委員会 運営委員長 山田亨(東北大) 「中規模計画」についての報告の内容 添付資料1 光赤天連_中型計画推薦表(学術会議エクセル書式 PDF 形式)          (少し文字が小さいので、拡大してご覧ください) 添付資料2 光赤天連_中規模計画スライド(スライド PDF 形式) (1) 100億円以下の中規模計画 (順不同)  京都大学 3.8m 新技術望遠鏡計画   東大アタカマ天文台 (TAO)計画  Prime Focus Spectrograph 計画  すばる望遠鏡新補償光学システム計画  地球型系外惑星と生命の探査計画  小型 JASMINE 計画  以上、6件です。詳細は、添付のエクセルファイルを  ご覧ください。 (2) 今回の報告では,光赤天連として、いずれも   まとまったコミュニティで議論され、一定の支持を   得ている計画をリストアップしました。   これらについて、特に順位をつけて報告することは   いたしません。 (3) 上記6件の計画は、  1.大学主体で、先鋭的であると同時に    一定の汎用性を持つ望遠鏡計画  2.すばる望遠鏡など、大型望遠鏡に関連する装置開発    を伴う研究計画  3.衛星計画  に分類することが出来ます。添付のエクセル様式ファイルの背景色は  これに相当します。  1については、基幹大学における大学望遠鏡の実現性を  これまでも光赤天連が支持してきました。  2については、多くのユーザが関わる将来計画として  これまでも多くの議論が行われてきました。  3についても宇宙研理学委員会や小型衛星専門委員会でも  ボトムアップの議論が行われています。  これらの点についても、付記して報告します。 (4)すでに前回の大型計画の調査でも報告されている  SPICA 計画、WISH 計画についても、参考として  そのアップデートを報告します。 (5)光赤天連では、今後も、光赤外分野の将来計画の検討を  真剣に進めることを予定しており、コミュニティにおける議論の過程を  継続的に学術会議分科会にインプットし、協調して進めてゆきたいこと  を主張します。 以上