注)8月9日の開始時間は、プログラムどおり、9:30 になります。 ------------------------------------------------------- 2012年度光赤天連シンポ「2020年に向けてのロードマップ」 ファイナルサーキュラー (2012/08/01) 日程、場所: 8月9日(木) 9:00- 8月10日(金) 15:30 国立天文台三鷹大セミナー室 << TV会議での参加も受け付けます、 希望の際は世話人まで至急ご連絡ください。>> 開催趣旨: 2020年代の稼働を目指して推進されている光赤外線分野の 中型・大型計画について、光赤外線コミュニティとしてそ れらを実現し、サイエンスを展開するためのロードマップ の発展的な改訂を行うことを目標とする。2020年代に稼働 する装置を用いたサイエンスの展望からスタートし、現在 推進されている中型・大型計画のそれぞれについて計画を 概観する。これらの計画に対する各研究機関の関わり方や 研究内容の多様性、独創性、教育機会の確保とのバランス・ 共存のあり方について議論を行う。 プログラム: http://www-ir.ess.sci.osaka-u.ac.jp/~misato/gopira2012/ 8月9日 セッション1 : 2020年代のサイエンスの展望 * 2020年代のサイエンスの展望のレビュー。それぞれの 装置計画がサイエンスの展開においてどのように重要な役割を 果たしていくかについて、光赤外以外の計画も含めてまとめる。 9:30- 9:40 はじめに : 岩室 史秀 (京都大) 9:40-10:10 2020年代の観測的宇宙論の展望 : 高田 昌広 (IPMU) 10:10-10:40 2020年代の銀河形成研究 : 大内 正己 (東大宇宙線研) 休憩 11:00-11:30 2020年代の恒星研究 : 田中 雅臣 (国立天文台) 11:30-12:00 2020年代の系外惑星研究 : 松尾 太郎 (京都大) 昼食 セッション2 : すばるの中期・長期計画 * 現在の光赤外の基幹装置であるすばる望遠鏡が 2020 年代まで、 および 2020 年代からどのような役割を果たしていくべきかについ て議論する。 13:00-13:20 すばるの中期長期計画、国際連携 : 有本 信雄 (国立天文台) 13:20-13:40 戦略枠観測の現状と今後の見通し : 吉田 道利 (広島大) 13:40-14:00 HSC の現状と戦略枠観測 : 宮崎 聡 (国立天文台) 14:00-14:20 PFS : 菅井 肇 (IPMU) 14:20-14:40 次世代広視野補償光学系 : 高見 英樹 (国立天文台) 14:40-15:00 8-10m 地上望遠鏡の将来装置計画 : 秋山 正幸 (東北大) 15:00-15:20 すばるの長期計画とTMTとの連携 : 嶋作 一大 (東京大) 休憩 セッション3 : TMTと中型望遠鏡計画 * 2020年代の地上の基幹装置となるTMTについてどのように実現して 行くかについてまとめる。中型計画についてどのように実現していくか、 TMT と中型計画とのシナジーについて議論する。 15:40-16:10 TMT計画の現状報告と日本からの寄与 : 家 正則 (国立天文台) 16:10-16:40 国内における装置検討状況と展望 : 柏川 伸成 (国立天文台) その他の地上計画の現状と展望: 16:40-17:00 京大岡山新技術望遠鏡 : 長田 哲也 (京都大) 17:00-17:20 東大 TAO 望遠鏡計画 : 土居 守 (東京大) 17:20-17:40 南極望遠鏡の進捗状況 : 市川 隆 (東北大) 17:40-18:00 広島大東アジア望遠鏡計画:吉田 道利 (広島大) 18:00-18:30 議論 - すばる長期計画、TMTの実現、参画に向けたロードマップ 司会 : 山田 亨 (東北大) 18:45- 懇親会 (ポスター会場にて) 8月10日 セッション4 : SPICAと中型スペース計画 * 2020年代の衛星の基幹装置となるSPICAについてどのように実現して 行くかについてまとめる。中型計画についてどのように実現して 行くかの概観と大型計画とのシナジーについてまとめる。 9:00- 9:30 次世代赤外線天文衛星 SPICA : 中川 貴雄 (JAXA) 9:30-10:00 SPICA装置検討状況と展望 : 片坐 宏一 (JAXA) その他のスペース計画の現状と展望: 10:00-10:20 JASMINE計画 : 郷田 直輝 (国立天文台) 10:20-10:40 WISH : 山田 亨 (東北大) 休憩 11:00-11:20 JTPF−地球型惑星検出に向けて : 芝井 広 (大阪大) 11:20-11:40 Euclid、WFIRSTの現状と日本の参画について: 住 貴宏 (大阪大) 11:40-12:10 議論 - SPICA計画の実現に向けたロードマップ 司会 : 市川 隆 (東北大) セッション5 : 全体のシナジー・各機関の役割・ロードマップ * 大型計画の推進において大学のグループが果たす役割について まとめる。これまでの議論をもとに光赤外コミュニティとしてそれぞれ の大型・中型計画の重要性について共通認識を持ち、新しいロード マップを作成する。 13:30-13:45 大学の開発アクティビティと大型計画 : 宮田 隆志 (東京大) 13:45-14:00 大学が大型計画に参与し易い枠組みの構築へ向けて : 川端 弘治 (広島大) 14:00-14:30 すばる・TMT と将来の衛星計画の連携戦略 : 松原 英雄 (宇宙研) 14:30-15:30 全体を見据えた新ロードマップ : 岩室 史英 (京都大) ------------------------------------------- ポスター [1] すばる望遠鏡HDSを用いた銀河系金属欠乏ハロー星および 厚い円盤星の化学組成解析 : 石垣 美歩 (国立天文台) [2] SSA22 z=3.1原始銀河団における大質量銀河形成 : 久保 真理子 (東北大) [3] MICHI: A Mid-IR Instrument Concept for the TMT : 本田 充彦 (神奈川大) [4] 京大岡山3.8m望遠鏡による 太陽型スーパーフレア星の調査計画 : 野上 大作(京都大) [5] 東京大学木曽観測所大規模プロジェクト KWFC Intensive Survey of the Galactic Plane (KISOGP) : 松永 典之 (東京大) [6] 東京大学木曽観測所大規模プロジェクト Kiso Supernova Survey (KISS) : 諸隈 智貴 (東京大) [7] 東大天文センターの開発アクティビティー 〜中間赤外線 MIMIZUKU〜 : 内山 瑞穂 (東京大) [8] 東大天文センターの開発アクティビティー  〜近赤外線 SWIMS〜 : 舘内 謙 (東京大) [9] 南極望遠鏡計画の現状 : 市川 隆 (東北大) [10] SPICA Coronagraph Instrument (SCI) : 塩谷 圭吾 (JAXA) [11] MCS fact sheet updated July 2012 : 片坐 宏一 (JAXA) [12] SPICA 搭載遠赤外線分光撮像装置 SAFARI : 土井 靖生 (東京大) [13] SPICA 搭載焦点面カメラFPC の開発 : 津村 耕司 (JAXA) [14] SPICA搭載中間赤外線光視野カメラ/低分散分光装置で探る塵に隠された銀 河とAGNの進化 : 和田 武彦 (JAXA) [15] SPICA搭載中間赤外線高分散分光装置 -イマージョン回折格子の開発- : 猿楽 祐樹 (JAXA) [16] 超小型位置天文衛星Nano-JASMINE : 小林 行泰 (国立天文台) [17] 小型JASMINEの総合システムの検討状況 : 山田 良透 (京都大) [18] 小型JASMINEのミッション部検討状況 : 矢野 太平 (国立天文台) [19] 小型JASMINE実現のための技術実証試験 : 丹羽 佳人 (国立天文台) [20] 小型JASMINEの迷光解析 : 鹿島 伸悟 (国立天文台) [21] JASMINEで遂行中の国際連携 : 辻本 拓司 (国立天文台) [22] 超広視野初期宇宙探査衛星WISH: 技術開発状況 : 岩田 生 (国立天文台) [23] WISHスペース超広視野近赤外サーベイによるサイエンス : 矢部 清人 (国 立天文台) [24] WFSを用いたFITE2ビーム同時光学調整機構の開発 : 佐々木 彩奈 (大阪大) [25] ガンマ線バースト初期宇宙観測衛星 HiZ-GUNDAM による 光赤外将来計画への貢献 : 米徳 大輔(金沢大) [26] 宇宙赤外線背景放射探査機 EXZIT/ソーラー電力セイル : 松浦 周二 (JAXA) ---------------------------- 世話人: 青木和光(国立天文台)、秋山正幸(東北大)、石垣美歩(国立天文台)、 寺居剛(国立天文台)、深川美里(大阪大)、松原英雄(宇宙研)、 峰崎岳夫(東京大) ==================================================