2012年度光赤天連シンポ「2020年に向けてのロードマップ」 ファーストサーキュラー (2012/06/08) 日程、場所: 8月9日(木) 9:00- 8月10日(金) 15:30 国立天文台三鷹大セミナー室 開催趣旨: 2020年代の稼働を目指して推進されている光赤外線分野の 中型・大型計画について、光赤外線コミュニティとしてそ れらを実現し、サイエンスを展開するためのロードマップ の発展的な改訂を行うことを目標とする。2020年代に稼働 する装置を用いたサイエンスの展望からスタートし、現在 推進されている中型・大型計画のそれぞれについて計画を 概観する。これらの計画に対する各研究機関の関わり方や 研究内容の多様性、独創性、教育機会の確保とのバランス・ 共存のあり方について議論を行う。 プログラム概略案: 8月9日 セッション1 : 2020年代のサイエンスの展望 * 2020年代のサイエンスの展望のレビュー。それぞれの 装置計画がサイエンスの展開においてどのように重要な役割を 果たしていくかについて、光赤外以外の計画も含めてまとめる。 - 宇宙論、銀河・銀河形成、恒星・星生成、系外惑星・星周領域 - サイエンスセッション議論 セッション2 : すばるの中期・長期計画 * 現在の光赤外の基幹装置であるすばる望遠鏡が 2020 年代まで、 および 2020 年代からどのような役割を果たしていくべきかについ て議論する。 - HSC, PFSの現状と展望 - 戦略枠観測の現状と今後の見通し - すばるの長期計画とTMTとの連携 - すばるとALMAの連携 セッション3 : TMTと中型望遠鏡計画 * 2020年代の地上の基幹装置となるTMTについてどのように実現して 行くかについてまとめる。中型計画についてどのように実現していくか、 TMT と中型計画との連携について議論する。 - TMT計画の現状報告と日本からの寄与 - 国内における装置検討状況と展望 - 岡山新技術望遠鏡とTMTとの連携 - TAOとTMTとの連携 - 議論、TMTの実現、参画に向けたロードマップ 18:30- 懇親会 8月10日 セッション4 : SPICAと中型スペース計画 * 2020年代の衛星の基幹装置となるSPICAについてどのように実現して 行くかについてまとめる。中型計画についてどのように実現して 行くかの概観と大型計画とのシナジーについてまとめる。 - SPICA計画の現状報告と国際状況 : - SPICA装置検討状況と展望 : - JASMIN, WISH など他の計画の展望 : - 他波長の将来計画と展望: - TMT と SPICA のシナジー: - 議論、SPICA計画の実現に向けたロードマップ : セッション5 : 全体のシナジー・各機関の役割・ロードマップ * 大型計画の推進において大学のグループが果たす役割について まとめる。これまでの議論をもとに光赤外コミュニティとしてそれぞれ の大型・中型計画の重要性について共通認識を持ち、新しいロード マップを作成する。 - 大学から大型計画への参加と共同利用機関の役割 - 全体を見据えた新ロードマップ 8月10日 -15:30 終了 世話人: 青木和光(国立天文台)、秋山正幸(東北大学)、 深川美里(大阪大学)、松原英雄(宇宙研)、峰崎岳夫(東京大学) --------------------------------------------------------------