セッション6:将来計画および検討報告書の最終とりまとめに関する総合討論 質疑・議論メモ ○SKA 本原:SKA2の予算3000〜6000億にははインフラもすべて込みのものか 小林:そうだ **:SKAのほかにNAOJが考えている大型計画は他にあるか。 百瀬:宇電懇での議論ではALMAの大規模拡張やLarge Single Telescope、南極サ  ブミリなどもある。いずれもまだ具体的になっていない。SKAはそのうちのひとつ。  宇電懇としては3年後くらいを目途に絞っていきたい。 臼田:2018年から初期運用開始とのことだが、各国の役割がまだ決まっていない  というのは気になる。役割分担が決まるマイルストーンはいつなのか。 小林:Construction approvedが2016なので、これまでに各国の役割が決まって  いるはず。 川端:宇電懇としてはどのように将来プロジェクトを選択していくのか 百瀬:コンセンサスは無い。SKAはすでに進んでいるプロジェクトなので、どの  ようにそれに入っていくかという点が難しい。ALMAの拡張についても同様に  欧米との関係もある。すべてにリソースを割くのは現実的ではないので、選択  しなくてはいけないという点ではおそらくコンセンサスが得られている。 松原:SPICAやTMTはSKAのタイミングと一致してくるだろう。サイエンスも観測  も関連してくるだろう。将来検討書の2030年代のサイエンスにどのようにSKA  を取り組むかが重要だ。できれば各班長はSKAのサイエンスも検討して取り込  んでほしい。 **:SKAだけフォーカスするのはおかしくないか 松原:SKAのみにフォーカスするわけではない。ただ、抜けてなかったか、という  こと。 松浦:トップサイエンスが宇宙再電離の解明であれば空間分解能は要らないの  では。日本は小型望遠鏡などで特化し、早く実現してはどうか。 小林:宇宙再電離だけではない。他に9つくらいある。また実際にSKAグループ  は小規模の望遠鏡の開発も進めている。日本はオーストラリアの取り組みに科  研費ベースで入りたい。 ○Athena **:Athenaに光赤外のリソースで協力できないか。そういった検討は進んで  いるか。Athenaのサーベイに対してHSCなのどサーベイが貢献できないか。 松本浩:今その議論が始まったところ。 **:Athenaが100平方度を深く掃くというのは簡単ではないのでHSCなどが役に  立たないか。またSPICAによるシナジーは検討されていないか。 松本浩:SPICAがまだ確定していないので、まだAthenaではSPICAを加えた議論を  していない。先日の会議にもSPICAの人は参加していなかった。  Athenaでは既に観測プログラムの検討が始まっているが、今後のHSCなどの  結果で変わるだろう。 **:北天での多波長の価値は微妙かもしれないが、どう考えられているか 松本浩:Athena は天の川銀河系よりも、系外の銀河団・AGN重視なので、それほ  ど南天にはこだわっていない。Astro-Hでは銀河面上の興味深い天体も重点的  に観測するが。 **:Athenaが全天をみたい理由は 松本浩:誰もみていないHigh-ZのAGNをみたいので 川端:検討中の観測プログラムは公開されているか 松本浩:まだ。しかも変わる可能性があると思う 土居:銀河団ガスの運動はAstro-Hでもできると思うが、Athenaとの差は 松本浩:Astro-Hは空間分解能が1'しかないので、近傍の大きな銀河団ならでき  るが、遠方の銀河団のこまかな運動はAthnaじゃないと無理 **:埋もれたAGNについてはSPICAと相補的なので、光赤天連側もAthenaにアピ  ールしていきたいが、是非Xのグループからもアピールしてほしい 松本浩:そうですね。 ○ハイパー望遠鏡 **:望遠鏡間の光の伝送は 馬場:シングルモードファイバーを望遠鏡1台につき1本 海老塚:元画像を得る段階でなんらかの処理は無いか 馬場:ノイズがあるとクリーンはあまり効かないことが分かっている。 **:主星からの光の影響は 馬場:個々の望遠鏡でコロナグラフが必要だろう。また主星の光もキャリブレ  ーションに使う。最近のコロナグラフの高コントラストが必要 本原:シーイングによる影響は 馬場:非常に影響があるので、極限補償光学が必須である。 海老塚:スペースの場合、個々の望遠鏡の場合、望遠鏡の分布は球面より放物状  が必要にならないか。 馬場:フォーメンションフライトの測距のためには球面分布がふさわしい。球面  補正レンズで対処するというのがフランスのアイデアだ。 **:基線長の遅延計測には惑星の光だけでできるのか。 馬場:主星の光も使う。 **:VLTIなどでこの試みは行われているのか。 馬場:ない。バルーンで焦点にカメラを浮かせるという地上実験を始めている ○JTPF **:日本はコロナグラフでの貢献を目指しているが、そのチャンネルやマイル  ストーンは決まっているか 小谷:順次コミュニケーションをとりながらやっているが、確約は無い。また2016  年にコロナグラフのアーキテクチャが決定されるので、それまでに魅力的な提案  をしなくてはいけない **:WACOの開発において欧米との協力は 小谷:ない。提案したい部分は日本のチームで行っている。 田中壱:すばるでの試みとの関係は 小谷:オリビエらが開発しているコロナグラフは素晴らしいアイデアだが、まだ地  上での実証がないのでWFIRSTの候補には入っていない **:もしWACOのアイデアが採択されたときの予算の申請はどうなっているか 小谷:ちょっとわからない。現在は宇宙研から開発費をもらっている ○総合討論 松原:スペース工程表改訂するか? HiZ-GUNDAMは分野横断型プロジェクト合同  検討会の答申に従って改訂し、応募することが推奨される。  JASMINE、HiZ-GUNDAMは、チームで提案の内容を検討しgopira運営委員会に報  告してほしい。  将来計画検討書の発行時期は、2017年の学術会議マスタープランの改訂に  あわせて3月頃までが要求される。将来検討書のexecutive summaryをもって  工程表改訂版のリリースとする?  今後のスペースミッションは、現状のやり方で応募しても勝ち残るチャンスは  小さい。特にJASMINEについて。まずNano-JASMINEを成功させ、コミュニティ  に周知。あわせて、天文学全体の中で推進母体を確立していく必要がある。  JASMINEとHiZ-GUNDAMの合流案も提案しておきたい。 米徳:「提案の内容を検討し〜」はどこまで含んでいるのか。いつまで? 松原:スペース30cmは本当に必要か?地上の3-4mでの代替の可能性はどうか、  というあたり。公募締切の1ヶ月くらい前までか。 川端:光赤天連には事前でなくてもよいと思う。 米徳:提案の内容は光赤天連にも把握してもらって、宇宙研から問い合わせが  あったときに正しく答えてもらうように、情報を共有したい。 松原:締切というよりは、情報共有をするということで。 川端:将来計画検討書の発行のタイミングは松原さんの提案通りで良いだろう。 川端:JASMINEとHiZ-GUNDAMの合流の可能性は? 郷田:大きな流れとして、いい話だと思う。米徳さんとも少し話しているが、可  能性はある。技術的には色々検討していかないといけないが。個人的にはいい  方向だと思うので、すすめたい。 米徳:個人的立場としては、両方のサイエンスをドライブできるのであれば、よ  いと思う。しかしそこに行き着くためには、天文、宇宙物理全体の中で、公募  型小型をどのように使っていくのかという話をもった上で、その天文学の中で  それぞれがどういう位置にあって、とかいう論理がある。くっつければいい  じゃないかではダメ。ちゃんと考えているかということが重要。 川端:中型、小型で系統立てて人材をどう育ててとか、系統的に考えていくべき  だということ。 吉田道:高エネルギーの人達ともしっかり話し合う必要がある。次の公募にはそ  れぞれが今の計画で出すとして、高エネルギーは次の次に出してくる。高エネ  ルギーはスペースに出ないと仕方ないので、本気で出してくる。そことの擦り  合わせ。惑星のように天文という枠組みでとろうとすると、高宇連も含めて天  文学全体でよく考える。単にくっついたというのではだめで、全く新しい計画  に見えた方がよいのでは。 市川:単に野合だと見透かされる。天文学全体のゴールの中で、それぞれのミッ  ションがどういう位置づけかということがあると非常に強い。これがないとこ  れにつながらないとか。太陽系の人達はそういうことをしている。あとは、  我々が自信をもって提案することが重要。 松原:天文学全体のボトムアップの議論をどこでやるか。年会の全体集会?学術  会議? 川端:学術会議がそれぞれのコミュニティから代表者を呼んで行う? 松原:学術会議で代表者を選んでやるのか、理学委員会か、なんにしても設定さ  れるだろう。むしろ、コミュニティの方から積極的にそういう場を作ってと働  きかける。 津村:天文学会しかないのでは。惑星科学会ではやっている。天文学会で、企画  セッション等作ってやるしかないのでは。 川端:惑星科学会の規模は? 津村:天文学会よりは規模は小さい。 米徳:高宇連も危機感は強く持っている。公募型小型すら一つもとれないかも。  彼らも天文学全体として考えたいと思っているはず。今回、自分が分野横断を  強く働きかけたことにより進んだ。理論懇とかもよいのでは。我々からボトム  アップで進めるべき。次の運営委員に期待。 市川:賛成。運営委員会のレベルでまず打診しては。 山田良:近々ある公募は「ミッション定義」審査である。JASMINEにしろHiZ-GUNDAM にしろ通ってしまったら、それ以降はミッションの定義(位置天文をやる、GRBを やる)は変えられないのでは? どのタイミングで、誰が言いだすかが重要。 米徳:Mission definitionは、サイエンスを定義。次は、そのシステムを定義す  るので、その段階でくっつけられないか。 山田良:JASMINEが通ったとして、それにHiZ-GUNDAM用の望遠鏡をつける必要は  ないし、逆もしかり、ということになるのでは。 郷田:どちらかが通ったとしても、天文学全体のサポートがあれば、可能性があ  るのではないか。 川端:運営委員会でワーキンググループなんかを作って進めることになるか。 早野:天文学全体というのは誰が含まれるのか?どういうところからボトムアッ  プでクラスタリングできるのか? 川端:学術会議から依頼が下りてきたのは6つくらいのコミュニティ。光赤天連、  宇電懇、高宇連、太陽など。近いところから検討を始めるか。 市川:スペース計画をもっているコミュニティに危機感があるか聞く。まず始め  れば後はなんとかなる。 松原:運営委員会レベルできいてみればよいのでは。 川端:危機感をもっているところは乗ってくるだろう。 早野:異分野融合もある。最初は天文学コアで始めるのはよいと思うが、異分野  とか海外とかも視野に入れつつ、危機感を共有しているところとやる。 松原良:海外とのコラボといったとき、Sクラスをどう利用するかを考えるのも一  つ。天文学全体といったとき、小型だけじゃなくて、戦略的中型も含む。こうな  ると日本だけでは閉じられないので、海外を視野に入れるというのはよい。 川端:戦略的中型について。WISHに対して何か意見は?WISHの目指すサイエンス  は2030年代でもやられていない。2030年代にいくのであれば、どうすべきとか。 松岡良:WFIRSTとかがあったとしても、z>10をみようと思うとWISH。そこは絶対見  に行きたいので目指すべき。 松原:WFIRSTみたいな形を考えるか。我々は2030年代はまだ考えていないという  のが正直なところ。 吉田道:WISHのようなアクティビティを消すのか。日本の中でそういうことを考え  続けていれば、ヨーロッパとの合流もあり得る。そうでないと、WFIRSTのよう  に出遅れることになる。しかし、あれもこれもは大変なので、基本的には  SPICAに全力としても、WISHは考え続けるだろう。今回WISHを欲しい人は結構  いることが分かった。優先順位は外から見えるようにつけるとしても、ボトム  アップ的な取り組みは続けるべき。WISHはSPICAの後として掲げておいて、早い  段階でヨーロッパとの合流を考えるとか。 田中壱:JWSTとの関係が変わってしまうのでは。 吉田道:計画の中身は変わって当然。しかし、そういうミッションをやるという  アクティビティを残しておくのがよい。 秋山:賛成。今は、SPICAの次にWISHという位置づけ。なので、SPICAの後に2nd  priorityのWISHをやるとはならない。WISHをもっと良くして、2030年代のfirst  priorityになっているべき。 児玉:昨日の議論でもWISHはかなりニーズがある。K-bandまでは先にやられてし  まうが、2-5umはまだ優位性は残る。この波長に特化したミッションとする可能  性はあると思う。SPICAがうまくいかないことがあったら、すごく大きなブラン  ク。そのために、WISHのようなものを続けていれば、これをやろうということ  になる可能性があるのでは。 松原:どう検討書に取り込むかは要検討。WISHの検討のアクティビティを続ける  ことは重要。 松原:WFIRST/WACOは、コミュニティとして推進する。宇宙研・国立天文台を基  幹とした推進体制を確立する。 松原:WFIRSTへの関わり方。JWSTへの参画の可能性について。  WFIRSTは宇宙研天文台の中にそれなりの体制を作ってやろうとしている。JWSTへ  の期待はかなり大きいが、今から参画は難しいか。何かアイディアは? 津村:SPHERExも残っているので、参画のチャンスはある。 川端:WFIRSTは宇宙研にWGはある。 児玉:WFIRSTについて。3-5umのWISHを定義し直してという話があったが、これ  を含めて共同でできたらよいのではと個人的には思う。WFIRSTの長波長側を  WISH的なものがカバー。 川端:JWST側から日本の地上望遠鏡への連携要請の話はないか 田村直:PFSのサイエンスチームにJWSTから働きかけなし。PFSのSSPとJWSTの絡み  は今のところない。PFS チームでもまだ積極的な連携を十分に考えられてない  面があると思うので、持ち帰って議論したい。 森野:超広視野をスペースでやるのはダウンリンクの問題がある。そういうとこ  ろで貢献? 松原:大きな問題はないのでは。臼田は2018年までもたないので、別のところに  という話はある。 和田:ハイスピードの電波でやる。技術的には日本は遅れている。 和田:JWSTとかにダウンリンク局で貢献しようとすると、そういう基地を作らな  ければならないが、可能性はある。 田中壱:有本さんの話で、NASAからすばるとHSTとの時間交換の話があった。その  先にはJWSTがあると思うが、これに関してその後の話は。 児玉:進んでいないと思う。すばる-ケック会議では、HSCからJWSTへのサンプル  提供のような形でケック側も興味があるようだった。 田村直:HSC, PFSはユニーク。海外とのコラボレーションを開拓し発展させたり、  お金を取ってきたりするときのダシに使ってくれたらよい。これからJWSTの人  とも話をしようと思う。 矢部:もともとWISHの目的は、すばるとかで観測していた人がスペースへという  ことがあった。地上の人がスペースへという流れは残したい。積極的にすばる  ユーザーがJWSTとかに参加してほしい。 米徳:WISHの人気は、すばるとかからの流れがあったから。地上の人は、ほんと  にスペースを作りたいか? 川端:経験がなくて敷居が高いというのはあるかも。 松尾:地上はTMTの次を考えると100mは無い。スペースへのチャンネルは積極的  に生かして行きたい。 秋山:JWSTはもう現実的なスケジュールにのっている。個人レベルで頑張るしか  ないのでは。 石原:SPICAとの時間交換は? 松原:JWSTが後期運用に入っていればあるのでは。 高見英:地上の先端技術はスペースをやる際に使える。 田村直:PFSの中にはJPLの人が結構いる。文化の違いはあるし時間はかかるが、  頑張ればやれないことはないというのが個人的な感想。 栗田:今のはエンジニアの話だと思う。宇宙研にいるエンジニアには天文学者も  結構いて、天文学者がロケットをあげている。エンジニアはエンジニア、天文  学者は天文学者となればよい。 松尾:スペースは10-20年かかる仕事。これに自分の人生をかけてやるかという  のが米徳さんの問だと思う。 栗田:エンジニアリングとサイエンスがうまく両輪として回って行けばよいのだ  が。天文学者が両方やってることが多い。 松本:SPICAなど、色々大きな計画がある。どれも光赤天連全員で力を合わせる  必要があるレベルに見える。みんな自分のやりたいことだけにこだわらず、  進んで手を貸す気はあるのか、と外から見ていると思う。 土居:林台長の東アジア天文台についての記述では「東アジア天文台の目的は、  将来(今から30年程度以上先)の地上大型望遠鏡計画を、これら東アジア4地  域が中心となって実現することで、日本及び東アジア地域の天文学の競争力を  第一線に維持しようとするものである」とある。 高見:Paul Hoの話。20-30年後は他の国のトータルのGDPが日本より大きくなる。  今からきちんとそういう国とやっていくのが重要。 土居:地上は安定運用。スペースの時代の人材育成。東アジア天文台とかで。  南天のGMT、E-ELTへの関わりも課題。 川端:第6章で考えていた内容をそっくり Executive summary にするというのは、  構成としては悪くないと思う。ただサマリーという訳ではなくなると思うので、  Exective summary という名前は変えた方が良い。 早野:よいと思う。本書へのリファーがしっかりしていれば、フルバージョンに  書いてない内容が多少あってもよいのでは。 松原:名前は変えた方がよい。コピーライトはきちんとして、ウェブ上に置きた  い。2冊にするという方針は認められたとしたい。 松原:章立てについて。 吉田:executive summaryのサイエンス部分は全体で5ページくらいでどうか。 田村直:連携を含めて、視覚的にまとめられるよい考えがあるとよいと思う。絵  とか表とか。サーベイ、キャラクタリゼーションといった役割分担を複数の  ファシリティで時間軸に沿ってどう進めていきたいという戦略なのかが分かる  ような。 早野:絵を作ると小さくなるなら、A3サイズにするとか。 松原:基本方針はこれでいく。年明けのシンポジウムでexecutive summaryの案  を提示、必要に応じて改訂。電子版ができるのが3月とか。 小山:本当に2冊にするのがよいのか。まとめて1冊の方がよいことはないか。 松原:自分のイメージでは別冊。 橋本:印刷するなら本体に全部くっつけた方がよいのでは。 小山:サイエンスを書いた人にとっては、supplementを作ったつもりはない。 和田:本体には全部含める。summaryだけ取り出したものも作る。相手によって  どちらを渡すかを変える。 早野:本体は全部、summaryは抽出して別冊子、に賛成。 土居:summaryには、全体が分かるような(誰だどう検討したかとか)内容も  あったほうがよい。 高見:summaryの読者は誰が対象? 松原:天文学者だと自分は思っていたが。 川端:summaryの中のsummaryは分かりやすく書かないと。それ以降は天文学者対  象とか。 吉田道:詳細は本体にしっかり書いてあるので、summaryは他分野の人に分かるよ  うに書くのがよいのでは。他に訴えるための文章だと思う。 栗田:「我が国の進むべき道」には、さらに20-30年後の内容が書かれるのか。5  章と1章は重複? 松原:そのようなイメージ。 秋山:executive summary全部を英語にするという考えは? 松原:現実的なところで決めたい 橋本修:吉田さんの5ページのイメージは 吉田道:各班文章が半ページくらいのイメージ。 松原:主要な課題が分かりやすく抽出されていて、それが分かりやすく書かれて  いるのが重要で、それがSPICA、TMTにつながっているというのが分かるのが重   要。図がちゃんと入っている必要。班の数より少ないキーサイエンスを抽出しな  ければならない。 吉田道:executive summaryの執筆期限11月末。12月編集委員会でとりまとめ。1月  に何らかの形のものをだす、という流れ。 松原:1-2月に将来計画シンポジウム。編集全体会議10月末をみておく。 (敬称略) (記録係:栗田光樹夫、佐藤文衛 改訂:川端)