4. 総合討論 ★総合議論 (松原)方針は運営委員会で決めるのがよい。将来計画は常にアップデートされて    いくべき、という認識は共有された、と思って良いのか。 (本原)理想的にはそうだが、自分では正直やりたくない。年に1回でも多い。    学術会議からの要請にあわせて数年に1回が現実的では。 (松原)言われてからでは遅いが、言われる時期がわかってるなら、それでよい。 (宮田)スペースの審査などで使われる際に、いざとなってばたばたするのも困る。 (栗田)大きな動きの時にすぐ動けることが重要。 (本原)サイエンスの部分とプロジェクトの部分は別。前者は数年では変わらない。    後者については要請があった時に該当プロジェクトだけがアップデートすれば    良い。何かあったら個別対応で、原則としては数年に1度が良いのでは。 (松原)3年に1回のマスタープランと、オンデマンドの両方に対して作業する。    恒常的に委員会が動くのは大変。10年に1度ならサイエンスからアップデート。    3年に1度ならサイエンスは変えずに、どのプロジェクトを推していかないと    いけないか、の戦略を議論。 (吉田)賛成。高宇連の外部委員会をやっていたが、目的が明確で、ロードマップの    作成だった。JAXAの方針変更に対応したもの。衛星公募のたびに選ばないと    いけない、という背景がある。委員会を作るなら決まった目的がないと機能しない。    ロードマップの適切な改訂が必要なら、学術会議マスタープランにあわせて    活動してはどうか。運営委員に任すのは大変そう。外部委員というのも良い。 (松原)光赤天連だけでは決まらなくなってきている。天文・宇宙全体が大事。    TMTの後を考えるなら議論は急がないといけない、という見方もある。    若い人のためにも、次の委員会を早めに立ち上げておく方が良い。 (栗田)数年に1回でよい。オンデマンドにも対応する。外部委員も含めた別委員会を    立ち上げる、という方向性か。 (栗田)次の議題に移る。夢を語るような内容の文章化は必要か。 (宮田)2010年時のはいろんなことが書かれていた。2020年のは具体的な計画を    意識したものばかり。2030年を今回と同じタイムスケールで進めると、    今回と同じような内容になるが、それで良いか。どうするか。    夢を語るところまで含めるなら、準備期間は早いほうが良いのでは。 (本原)2010年の時はそれに先立って「大風呂敷研究会」があって、それが検討書に    影響を与えた。タイムスケールというよりも、そのような研究会を開催して議論    すれば検討書に含まれるのではないか。 (橋本)賛成。具体的な計画を考えない場があっても良い。一方で、今回は2020年代に    先頭になる若い人が中心になって書き上げよう、ということで、具体的な計画    中心になった。今日は該当する人がいない。若い人が中心であるべき。 (栗田)今日は若い人も結構いる。大風呂敷研究会はおもしろい。 (松原)ぜひやったほうが良いが、他の波長の人も巻き込んだ方が良い。宇宙全体で    検討することが重要。 (栗田)今回の検討書でも数百メートルの干渉計が必要、という記述はあった。    いくらかは具体的な計画に紐付けられてないものもある。 (宮田)今日なにかを決めるわけではない。会員からの意見があれば委員まで。