「すばるの国際運用」 ----- 高田:PFS SSPでお金を払ったからフルアクセスはまずい。向こうからも  時間を出すなどでwin-winにすべき。 --- 児玉:サーベイ化が進むのはパートナーにとって魅力では?SSPなどの  アクセスは重要な売り物になる。 柏川:その通り。バランスをちゃんと考えて進めたい。 --- 家:すばるの今後を考えると新しいパートナーは重要。いまのUH時間   (15%)の契約は失敗だった。不平等な契約だったと反省している。   今後見直しを考えるべき。パートナーシップは慎重に考えるべき。   場合によっては弁護士を立てる必要もある。TMTではそうしている。 山田亨:EAOとのパートナーシップについてはまだ何も決まっておらず中身が   無いことを危惧している。具体的に何を目的としたパートナーシップなのか?    17ABで既に6晩を与えているが、その対価として150K USDの根拠は? 大橋:EAOが入るメリットについて。装置開発は期待できない。主な期待は  キャッシュ。 山田亨:キャッシュについてEAO側の見通しはあるのか? 大橋:各国が予算申請をする可能性はなくはない。JCMTをやめれば2.2億   はでる?    NAOJからEAOにお金を出し、それをすばるに使うのもあり得る。 山田亨:増えるのはほかの国の分だけでは。総計では? 大橋:2億円ぐらい? 安田:パートナーが装置開発に入るというが、Ultimateも装置のcollaborationに   しないと不公平では。すばるが本当にほしいのは運用費なので、それは   それとして集めなければ。 岩田:装置collaborationの人たちが不当だと感じないような方策を考えねば。 高遠:安田さんとおなじ不安を感じる。CHARISでも問題になった。最初にへんな   ことにならないようにせねば。観測所でも集中して議論すべき。 吉田道:in-kindというのをちゃんと定義して、条件をすべのパートナーで同じに   せねばならない。その意味ではお金は分かりやすいが、in-kindも   よく考えておくように。 岩田:最初のオーストラリアの例が適用される。最初の枠組みは来年1月までに   決めることになる。議論の時間はあまりない。 本原:プロポーザル採択数を出資額に比例させないのはあとあと問題を起こす   懸念がある。割り切って時間を割り振ったほうがよいのでは。 岩田:観測所側の提案はミニマムを定義すること。オーストラリアはそれでよい   とは言っている。 高遠:お金で割ると日本は半分ぐらいは失ってしまう。競争的にして水増しされた   ような見かけになっている。 大橋:EAOなどもサーベイへのアクセスが重要だと考えている。 本原:入口が大切なのでかちっとした方針を決めるべき 高田昌:operation costだけでなく建設・装置費をちゃんと議論して不利に   ならないようにしてほしい。 家:operation costだけで考えることはありえない。したたかに交渉するのが   必要。 大内:サーベイなどは具体的にはどのようなことを考えているのか? 岩田:オーストラリアはPFSに興味。オーストラリア時間などをつかってPFSに   コントリビューションすることを検討している。 大内:そうなると観測所だけでは決められない。クリアな定義をまず決めて、   当事者でさらによい案をケースバイケースで考えるのもありでは。 本原:お金で割ると半分ぐらいになるなら、それをちゃんと言うべき。 高田昌:サーベイの話はIPMUとすばるでは進めている。 大内:パートナーなど要素がたくさんあって、最適解を求めるのはマンパワー   的に観測所だけでは難しいのでは。お金でちゃんと価値を定義し、   ユーザーベースで最適化するのはどうか? 岩田:最適化はユーザーベースでは難しいと思う。観測所が責任をもって   進めるべきと考える。 土居:まずは相手の実力を見て、そのあとすすめるという2段階で進めるほうが   よい。 岩田:文科省はお金が入るのならよいとおもわれる。観測所としては時間確保   の観点から切り売りではなくパートナーのほうが良いと思っている。   価値だてをお金でやるのはパートナーベースでもできる。   今はパートナーベースで進んでいるので、切り売りの方針にするなら   今決めねば。 高田昌:長期運用を考えるにはパートナーのほうがよい? 岩田:切り売りでも数年にわたる契約でできる。 佐藤文:続きは総合討論で。