日本天文学会の皆様、 下記の通り、7月24日(月)から26日(水)の3日間の 日程で光赤天連シンポジウムを開催いたします。 ファーストサーキュラーをお送りいたしますので、 どうぞよろしくお願いいたします。 今回の光赤天連シンポジウムについては皆様への お知らせが遅くなり、申し訳ありませんでした。 光赤天連シンポジウム世話人一同 ========== 2017年度光学赤外線天文連絡会シンポジウム 「国際協力で実現させる2020年代の光学赤外線天文学」 ファーストサーキュラー (2017/06/14発行) 日程・場所:  7月24日(月) 13時 - 7月26日(水) 16時頃  国立天文台三鷹キャンパス すばる棟大セミナー室 開催趣旨:  光赤天連では、広く会員の力を結集することで10年ぶりの「光学  赤外線天文分野将来計画検討報告書」の改訂を行い、2020年代に  我々が進めるべき研究の指針を明らかにした報告書を昨年夏に  公開しました(光赤天連ウェブページ http://gopira.jp/ からご参照  いただくことができます)。これを踏まえ、報告書に記載された様々な  計画をどのように実現させ、サイエンスのフロンティアをどうやって  切り開いていくか、その方法を様々なアプローチで具体化させていく  必要があります。しかし、最先端研究を推進するために必要な計画は  ますます巨大化する一方、その実現のために利用可能なリソースは  十分ではなく、もはや我が国だけで行うことができることは限られつつ  あります。  そこで今回の光赤天連シンポジウムでは国際協力に焦点を当て、今後の  光学赤外線天文学を進める具体的方策について議論の場を設けることに  いたします。国際協力を活かしてプロジェクトを成功させるための  方策を議論することは、大型計画のみならず、大学による中小計画に  おいても有用な知見となると考えられます。これまでの様々な経験の  蓄積を持ち寄り、それぞれのプロジェクトおよび我が国の光学赤外線  天文学の分野全体としての今後の具体的な取組方法を検討するための  機会として、活発な議論を期待しています。 プログラムの予定:  7月24日(月)   セッション1: イントロダクション     〜 将来計画検討報告書の振り返りと本シンポジウムの位置付け   セッション2: すばる望遠鏡およびTMTと国際協力     〜 すばる望遠鏡の今後の運用と国際協力     〜 すばる望遠鏡の装置計画と国際協力     〜 東アジア天文台     〜 TMTの現状と今後  7月25日(火)   セッション3: 衛星計画と国際協力     〜 これまでの振り返りと今後に向けた教訓     〜 計画中・準備中の衛星計画と国際協力   セッション4: 大学などによる中小プロジェクトと国際協力     〜 具体例の共有と今後に向けた教訓     〜 人材育成の観点から   懇親会(国立天文台三鷹キャンパス内・コスモス会館)  7月25日(火)   セッション5: 2030年代に向けた国際協力     〜 国際情勢の整理     〜 大型国際プロジェクトで得られた経験と今後への展望   セッション6: 総合討論 一般講演:  口頭およびポスターによる一般講演を受け付けます。プログラム案に  示された各セッションの内容に直接関わる講演だけでなく、様々な形での  国際的サイエンスコラボレーションの報告などの講演申込をお待ちして  おります。なお、時間の都合上、口頭講演をご希望の場合であっても  ポスターでの講演をお願いする場合がありえますのでご了承下さい。  申し込み方法については、セカンドサーキュラーをお待ちください。 旅費補助:  財源に限りはありますが、可能な範囲で旅費補助を行います。申請の  方法についてはセカンドサーキュラーをご参照下さい。なお、今回は  セカンドサーキュラーの配信から旅費補助申請の受付締切までの  時間が非常に限られますので、ご注意下さい。 コスモス会館:  今回のシンポジウムでは、残室の都合上、コスモス会館での宿泊の  ご希望を受け付けることができません。必要に応じて、ご自身で  宿泊場所を確保していただきますようお願いいたします。 世話人:  伊藤洋一(兵庫県立大)、植村誠(広島大)、柏川伸成(国立天文台)、  佐藤文衛(東京工業大)、長尾透(愛媛大)、和田武彦(ISAS/JAXA)