日本天文学会の皆様, (重複して受け取られる方,ご容赦下さい.) 9月10日(月)から9月12日(水)の3日間の日程で開催する 光赤天連シンポジウム2018のファイナルサーキュラーをお送りします. 講演プログラムも掲載しています. どうぞよろしくお願いいたします。 光赤天連シンポジウム世話人一同 ========== 2018年度光学赤外線天文連絡会シンポジウム 「2030年代の光学赤外線天文学を考える ~2018年秋~」 ファイナルサーキュラー (2018/09/06発行) website: http://gopira.jp/sym2018/index.html 日程・場所:  9月10日(月) 13時 - 9月12日(水) 15時頃  国立天文台・三鷹キャンパス すばる棟大セミナー室 開催趣旨:  近年推進されている大型プロジェクトは,その規模のさらなる  大型化も相まって,関連分野の研究者コミュニティを超えた,  あるいは天文学という枠組自身を超えたビジョンを持つことに  より実現している.すなわち,各プロジェクトを有機的に結び  付け,戦略的に進めるためのビジョンを共有することが必須と  なっている.2020年代に向けては,日本学術会議によるマスター  プラン2020の策定に対し,科学的意義や学問の発展性に基づく  戦略を,今一度,練る必要があろう.また,2030年代に向けては,  米国他ではすでに大型ミッションの検討が始まっている.  光赤天連でも「20年後までのスペースミッションを考える  ワーキンググループ」を設立し検討を行ってきたが,スペースに  限定せず,より萌芽的に我々自身の未来を検討することが  求められている.そこで今回の光赤天連シンポジウムでは,  マスタープラン2020へ向けた討議,および2030年代に向けた  布石として,ポストTMT,ポストすばる,ポストSPICAなどの  長期的な戦略も含めた将来計画についての議論の場を設ける.  本シンポジウムでの議論を光赤外将来計画検討書「2030年代の  光赤外線天文学」作成の足がかりとするだけでなく,具体的な  将来計画立案のきっかけとしたい. プログラム: # === 1日目 9/10(月) 13:00 和田 武彦 (ISAS/JAXA) シンポジウム趣旨説明 セッション1: イントロダクション 分野をとりまく情勢のレビュー 13:10 山田 亨 (ISAS/JAXA) 光赤外分野をとりまく情勢:スペース 13:35 臼田 知史 (国立天文台) 分野をとりまく情勢のレビュー:地上 14:00 議論 14:15 休憩 セッション2: 2020年代の光赤外分野プロジェクト 14:35 深川 美里 (名古屋大学) 学術会議 15:00 青木 和光 (国立天文台) TMT計画の概要と進捗状況 15:12 小谷 隆行 (国立天文台) SEIT 15:24 金田 英宏 (名古屋大学) 次世代赤外線天文衛星計画SPICAの最新状況 15:36 住 貴宏 (大阪大学) WFIRST 15:48 郷田 直輝 (国立天文台) 小型JASMINE計画 16:00 休憩 16:20 吉田 道利 (国立天文台) すばるの将来戦略「すばる2」 16:32 宮田 隆志 (東京大学) 東京大学アタカマ天文台 TAO 16:44 川端 弘治 (広島大学) 可視光偏光サーベイプロジェクトSGMAP 16:56 米徳 大輔 (金沢大学) ガンマ線バーストを用いた初期宇宙・極限時空探査計画 HiZ-GUNDAM 17:08 松田 有一 (国立天文台) 次世代大型宇宙望遠鏡 17:20 議論 17:50 終了 # === 2日目 9/11(火) セッション3: 2030年代に向けた光赤外分野のスペースプロジェクト 9:00 秋山 正幸 (東北大学) 20年後までのスペースミッションを考えるワーキンググループ検討結果報告 9:25 住 貴宏 (大阪大学) LUVOIR 9:50 田村 元秀 (東京大学) HabEx 10:15 休憩 10:30 左近 樹 (東京大学) Mission Concept Studies for the 2020 Decadal Survey; Origins Spce Telescope (OST) 10:55 亀田 真吾 (立教大学) 紫外線宇宙望遠鏡による系外惑星観測計画 11:15 議論 セッション4: 近接する分野の将来計画(X線や電波の将来計画など) 11:40 橘 省吾 (東京大学) 太陽系科学の将来と光赤外天文学 12:05 お昼休み 13:25 岡 朋治 (慶應義塾大学) 電波天文学分野での将来計画 13:50 寺田 幸功 (埼玉大学) 高エネルギー宇宙物理連絡会が関与する飛翔体将来計画概要 14:15 安東 正樹 (東京大学) 重力波 14:40 休憩 14:55 五十里 哲 (東京大学) 超小型衛星の世界動向と編隊飛行ミッションへの応用 15:15 西嶋 恭司 (東海大学) 宇宙線分野の将来計画 15:40 議論 16:05 休憩 セッション5: 2030年代に向けた光赤外分野の地上プロジェクト 16:20 大内 正己 (東京大学) 2030 WG活動紹介 16:40 秋山 正幸 (東北大学) TMTの第2期装置 TMT-AGE 17:00 本田 充彦 (久留米大学) TMTの第2期装置 TMT-MICHI 17:20 小山 佑世 (国立天文台) すばるの将来計画 Ultimate Subaru 17:40 鈴木 尚孝 (東京大学) Maunakea Spectroscopic Explore計画 18:00 議論 18:10 終了 18:30 懇親会@コスモス会館 # === 3日目 9/12(水) セッション6: 2030年代に向けた総合討論 9:30 宮武 広直 (名古屋大学) 2030年代に期待する望遠鏡/装置1 9:40 橋本 拓也 (大阪産業大学) 2030年代に期待する望遠鏡/装置2 9:50 下西 隆 (東北大学) 2030年代に期待する望遠鏡/装置3 10:00 鈴木 大介 (ISAS/JAXA) 2030年代に期待する望遠鏡/装置4 10:10 高橋 葵 (ISAS/JAXA) 2030年代に期待する望遠鏡/装置5 10:20 休憩 10:40 秋山 正幸 (東北大学),大内 正己 (東京大学),小山 佑世 (国立天文台),住 貴宏 (大阪大学),左近 樹 (東京大学),田村 元秀 (東京大学) パネルディスカッション 11:20 深川 美里 (名古屋大学) アンケート結果 11:45 お昼休み セッション7: 総合討論 13:10 議論 15:00 終了 # === ポスター講演 1. 海老塚 昇 (理化学研究所) 次世代観測装置用の新しい回折格子 IV 参加申込  参加申込フォームは9/5深夜に閉じましたので,未申込で参加される方は  当日会場にて受付をお願いします. リモート接続:  外部からリモート接続を希望される方は,事前に世話人  (gopira-board@gopira.jp)までご連絡ください.  既にリモート接続されるとご連絡をいただいている皆様には,  この後,世話人から接続方法についてご連絡を差し上げます。  リモート接続で発表される方は,講演の1時間前までに,講演スライドの  ファイル(pdf)を世話人(gopira-board@gopira.jp)宛にお送り下さい。 懇親会:  シンポジウム2日目にあたる9月11日(火)の18:30から,コスモス会館にて  懇親会を行います.参加を申し込まれた方は,シンポジウム受付にて  懇親会費をお支払頂きますようお願いします.懇親会費は例年通り,  学生2,000円,教授・准教授クラス3,500円,それ以外の方3,000円です. 世話人:  諸隈智貴(東京大学),植村誠(広島大学),柏川伸成(東京大学/国立天文台),  野上大作(京都大学),長尾透(愛媛大学),和田武彦(ISAS/JAXA)  住貴宏(大阪大学),深川美里(名古屋大学) 問い合わせ先: gopira-board@gopira.jp