2018年度光学赤外線天文連絡会シンポジウム 「2030年代の光学赤外線天文学を考える ~2018年秋~」 ファーストサーキュラー (2018/05/29発行) 日程・場所:  9月10日(月) 13時 - 9月12日(水) 16時頃  国立天文台・三鷹キャンパス すばる棟大セミナー室 開催趣旨:  近年推進されている大型プロジェクトは,その規模のさらなる  大型化も相まって,関連分野の研究者コミュニティを超えた,  あるいは天文学という枠組自身を超えたビジョンを持つことに  より実現している.すなわち,各プロジェクトを有機的に結び  付け,戦略的に進めるためのビジョンを共有することが必須と  なっている.2020年代に向けては,日本学術会議によるマスター  プラン2020の策定に対し,科学的意義や学問の発展性に基づく  戦略を,今一度,練る必要があろう.また,2030年代に向けては,  米国他ではすでに大型ミッションの検討が始まっている.  光赤天連でも「20年後までのスペースミッションを考える  ワーキンググループ」を設立し検討を行ってきたが,スペースに  限定せず,より萌芽的に我々自身の未来を検討することが  求められている.そこで今回の光赤天連シンポジウムでは,  マスタープラン2020へ向けた討議,および2030年代に向けた  布石として,ポストTMT,ポストすばる,ポストSPICAなどの  長期的な戦略も含めた将来計画についての議論の場を設ける.  本シンポジウムでの議論を光赤外将来計画検討書「2030年代の  光赤外線天文学」作成の足がかりとするだけでなく,具体的な  将来計画立案のきっかけとしたい. プログラムの予定:  9月10日(月)   セッション1: イントロダクション     分野をとりまく情勢のレビュー   セッション2: 2020年代の光赤外分野プロジェクト     日本学術会議マスタープラン2020  9月11日(火)   セッション3: 2030年代に向けた光赤外分野のスペースプロジェクト     「20年後までのスペースミッションを考えるワーキンググループ」検討結果報告   セッション4: 2030年代に向けた光赤外分野の地上プロジェクト     ポストTMT、ポストすばる   セッション5: 近接する分野の将来計画(X線や電波の将来計画など)  9月12日(水)   セッション6: 2030年代に向けた総合討論     海外大型計画への参画,日本独自の計画の立案   セッション7: 総合討論 一般講演:  口頭およびポスターによる一般講演を受け付けます.  プログラム案に示された各セッションの内容に直接関わる講演だけでなく,  様々な将来計画の報告などの講演申込をお待ちしております.  なお,時間の都合上,口頭講演をご希望の場合であっても  ポスターでの講演をお願いする場合がありえますのでご了承下さい.  申し込み方法については,セカンドサーキュラー(7月中旬を予定)を  お待ちください. 旅費補助:  財源に限りはありますが,可能な範囲で旅費補助を行います.  申請の方法についてはセカンドサーキュラーをご参照下さい.  国立天文台コスモス会館の宿泊部屋に関する情報もセカンド  サーキュラーに掲載する予定です. 世話人:  諸隈智貴(東京大学),植村誠(広島大学),柏川伸成(東京大学/国立天文台),  野上大作(京都大学),長尾透(愛媛大学),和田武彦(ISAS/JAXA)  住貴宏(大阪大学),深川美里(名古屋大学) 光赤天連HP: http://gopira.jp/