2019年度光学赤外線天文連絡会シンポジウム 「2030年代を見据えて光赤天連のあり方を考える」 ファーストサーキュラー (2019/04/30発行) 日程・場所:   9月24日(火) 13時 - 9月26日(木) 16時頃   国立天文台・三鷹キャンパス すばる棟大セミナー室 開催趣旨:   今後限られた予算の中で天文プロジェクトを推進し実を得るためには、 各プロジェクトを有機的に結び付け戦略的に進めるためのビジョンを 共有することが必須である。昨今のプロジェクトの大型化や国際化を 鑑みると、コミュニティを超えた、あるいは天文学という枠組み自身を 超えたビジョンを持ち、相互理解を進めることも重要である。   光赤天連では、光赤外将来計画検討書「2020年代の光赤外線天文学」を 2016年に発行し、2018年には「20年後までのスペースミッションを考える ワーキンググループ」の検討報告を発表、そして現在、「2030年代将来計画 検討ワーキンググループ」を立ち上げ議論を続けている。また、2018年度 光赤天連シンポジウム「2030年代の光学赤外線天文学を考える -2018年秋-」 を開催しコミュニティーとしての意思をまとめつつ、「推薦委員会」による 議論を経て、学術会議マスタープラン2020への将来計画の推薦を行った。 さらに、すでに作成から5年を経た宇宙基本計画/工程表やJAXAの宇宙科学・ 探査ロードマップの大改訂も控えている。   このような状況の下、より強力・より機動的な将来計画を、コミュニティーが 主体的に責任を持って作り出していけるよう、継続的・組織的な将来計画策定の 枠組みを作ることの必要性が認識されてきた。   今回のシンポジウムでは2030年代にむけ、ポストTMT/すばる、 ポストSPICAといった長期的な戦略も含めた、光赤天連としての将来計画策定の 枠組みについて議論する。 プログラムの予定:   9月24日(火)    セッション1: イントロダクション      分野をとりまく情勢のレビュー    セッション2: 近接する分野の将来計画決定の枠組み      X線や電波の将来策定の枠組み   9月25日(水)    セッション3: 2030年代に向けた光赤外分野の戦略とプロジェクト      「2030年代将来計画検討ワーキンググループ」検討結果報告      ポストTMT・Subaru・SPICA、海外大型計画への参加と日本独自の計画立案   9月26日(木)    セッション4: 今後の光赤天連のあり方      2030WGの継続      光赤天連のミッション再定義    セッション5: 総合討論 一般講演:   口頭およびポスターによる一般講演を受け付けます。   プログラム案に示された各セッションの内容に直接関わる講演だけでなく、   様々な将来計画の報告などの講演申込をお待ちしております。   なお,時間の都合上,口頭講演をご希望の場合であっても   ポスターでの講演をお願いする場合がありえますのでご了承下さい。   申し込み方法については、セカンドサーキュラー(8月初旬を予定)を   お待ちください。 旅費補助:   財源に限りはありますが、可能な範囲で旅費補助を行います。   申請の方法についてはセカンドサーキュラーをご参照下さい。   国立天文台コスモス会館の宿泊部屋に関する情報もセカンド   サーキュラーに掲載する予定です. 世話人:   植村誠(広島大学)、柏川伸成(東京大学)、左近樹(東京大学)、   住貴宏(大阪大学)、長尾透(愛媛大学)、野上大作(京都大学)、   深川美里(国立天文台)、松田有一(国立天文台)、諸隈智貴(東京大学)、   和田武彦(ISAS/JAXA)