光学赤外線天文連絡会の皆様、

9月14日(月)から9月17日(木)の4日間、オンラインで開催予定の
光赤天連シンポジウム2020のファイナルサーキュラーをお送りいたします。
プログラムが決まりましたのでご確認下さい。

- 参加の申し込みは9月11日(金)までです。
  以下のフォームより登録をお願いします。
  https://forms.gle/jbwxiy68H3PEW87D8
(申し込まれたメールアドレスにzoomのアクセス先を送ります)

皆様の積極的なご参加とご議論をお願いいたします。
※光赤天連総会は天文学会期間中ではなく本シンポジウムの最後に行います。


光赤天連シンポジウム世話人一同

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2020年度光学赤外線天文連絡会シンポジウム
「データ解析の新展開2020」
http://gopira.jp/

ファイナルサーキュラー (2020/09/04発行)

日程:
  9月14日(月) 13時 - 9月17日(木) 17時半頃
  (開催は午後の時間帯のみ)
    Zoomでのオンライン開催

開催趣旨:
 今年度のシンポジウムは以下の3セッション
セッション1.
国立天文台天文データセンターとの共催で、「データ解析の新展開2020」と題し
観測データの扱いを主なテーマとし、今後生成される多種多様な観測データや、
膨大なデータからの情報抽出、解析ソフトの開発や有用なツールの情報共有、
他波長データとの統合、などを議論する。

セッション2.
現在推進されている各プロジェクトの現状と今後、TMTやSPICAなどを含む
大型プロジェクトの状況を確認する。

セッション3.
2030年代将来計画検討ワーキンググループによる、将来計画の立案と
発展の促進を目指したWhite Paperについて議論を行う。


プログラム
セッション1 : データ解析の新展開

9月14日(月) 13:00-17:00 大規模サーベイ・ビッグデータ天文学のデータ運用と日本のデータアーカイブ

12:55-13:05  会議のスコープ説明:本田敏志(兵庫県立大)
13:05-13:25  すばる大規模サーベイ観測のデータ運用:古澤久徳(国立天文台)
13:25-13:40  東京大学木曽観測所Tomo-e Gozenのデータ解析:大澤亮(東京大)
13:40-13:55  突発天体広視野サーベイ解析システム:冨永望(甲南大)
13:55-14:15  天文観測とデータ科学による問題解決:池田思朗(統計数理研究所)
14:15-14:35  スペースミッションにおけるデータアーカイブ:「あかり」~SPICAへ:山村一誠(JAXA)

14:35-14:45 休憩

14:45-15:05   データアーカイブ構築・維持の意義・重要性について:高田唯史(国立天文台)
15:05-15:25   VOに対応したデータ検索・解析ツールの紹介:白崎裕治(国立天文台)
15:25-15:45   データの品質管理と利活用の推進:小杉城治(国立天文台)
15:45-16:05   JAXA宇宙科学研究所のスペースアストロノミーアーカイブ:海老沢研(JAXA)

16:05-16:15 休憩

16:15-16:20   SMOKAの近況:中島康(国立天文台)
16:20-16:25   ALMAサイエンスアーカイブの利用促進:深川美里(国立天文台)
16:25-16:40   今後の日本のデータアーカイブ運用についての提案~データアーカイブワークショップでの議論の紹介:古澤久徳(国立天文台)
16:40-17:00  議論


9月15日(火) 13:00-17:30 データ解析技術の課題と展開

13:00-13:15   星の明るさ(等級)較正、統計誤差と系統誤差の現在(2020年版):鈴木尚孝(Kavli IPMU、東京大学)
13:15-13:30   淡く広がった天体の撮像データ解析について:菊田智史(筑波大)
13:30-13:40   補償光学観測で得られたPSFの推定の現状と展望:大野良人(国立天文台)
13:40-13:50   高コントラスト撮像におけるAOデータ解析:鵜山太智(Caltech)
13:50-14:00   多波長画像解析におけるSource deblendingについて:馬渡健(東京大)
14:00-14:15   データ科学・機械学習的な手法の応用例:植村誠(広島大)

14:15-14:25 休憩

14:25-14:40  すばるの解析ツールの状況や今後の方針:Tae-Soo Pyo(国立天文台)
14:40-14:55  FOCAS IFUの解析ソフトの紹介と今後の課題:尾崎忍夫(国立天文台)
14:55-15:10  可視光・赤外線偏光観測の原理の確認と課題・将来:秋田谷洋(広島大)
15:10-15:25  Machine Learning in the Era of Multiwavelength Astronomy:竹内努(名古屋大)
15:25-15:35  機械学習など:澁谷隆俊(北見工大)
15:35-15:45  Tomo-e Gozenとビッグデータと機械学習:酒向重行(東京大)
15:45-15:55  ディープラーニングを活用した銀河の形態研究の課題:但木謙一(国立天文台)

15:55-16:05  休憩

16:05-16:20   地上中間赤外線データの活用への課題:上塚貴史(東京大)
16:20-16:35   岡山188cm望遠鏡/HIDES-F 自動一次元化システムの開発:原川紘季(国立天文台)
16:35-16:50   観測的宇宙論における画像解析の課題:宮武広直(名古屋大)
16:50-16:55   視線速度変動による大質量星連星の探査:須田拓馬(東京工科大)
16:55-17:00   GPU利用画像高速処理一次パイプライン:庭野聖史(東工大)
17:00-17:05   StarSpotMapping with adaptive parallel tempering:幾田佳(京都大)
17:05-17:10   すばる望遠鏡・赤外線視線速度測定装置IRDのデータ解析:観測直後の簡易解析から本格的な視線速度導出までのプロセス:葛原昌幸(アストロバイオロジーセンター)
17:10-17:30   議論


9月16日(水) 13:00-17:15 光赤外線分野における大型計画の現状と今後の提案

13:00-13:30  すばる望遠鏡の現状と将来:吉田道利(国立天文台)
13:30-13:45  Prime Focus Spectrograph(PFS)進捗状況:田村直之(東京大学カブリIPMU)
13:45-14:15  TMT計画の現状:臼田知史 (国立天文台)
14:15-14:30  次世代地上大型望遠鏡戦略WGの報告:栗田光樹夫(京都大)

14:30-14:45 休憩

14:45-14:50 次世代赤外線天文衛星SPICAの現状:山村一誠(JAXA)
14:50-14:55 WFIRST:住貴宏(大阪大)
14:55-15:00 宇宙赤外線背景放射プロジェクト(CIBER-2/EXZIT):松浦周二(関西学院大)
15:00-15:05 JASMINE:河田大介(UCL)
15:05-15:10 光赤外線大学間連携(OISTER)の活動報告:山中雅之(京都大)
15:10-15:15 東京大学アタカマ天文台(TAO)プロジェクトの現状:上塚貴史(東京大)
15:15-15:20 せいめい望遠鏡の現状と今後:長田哲也(京都大)
15:20-15:25 東工大・系外惑星観測研究センター報告:佐藤文衛(東工大)
15:25-15:30 WISHESとEuclid:大栗真宗(東京大)
15:30-15:35 東アジア天文台(EAO)の現状と遠赤外線偏波観測の現状と展望:古屋玲(徳島大学)
15:35-15:40 CHORUS. I. Cosmic HydrOgen Reionization Unveiled with Subaru:Overview:山中郷史(早稲田大)
15:40-15:55 議論

15:55-16:00 休憩

16:00-16:15 PostIRAFデータ処理ツール:中島康(国立天文台)
16:15-16:25 東工大/MITSuME望遠鏡でのPython+Astropyでのデータ解析:村田勝寛(東工大)
16:25-16:40 脱Irafを目指した、Pythonによる突発天体の即時解析システムの開発:細川稜平(東工大)
16:40-16:55 PostIRAF/IDL時代のツールについてディスカッション
16:55-17:15 議論(今後の解析体制等、ハンドブックの更新)


9月17日(木) 13:00-17:30 : 2030年代の将来計画

セッション3:2030年代の将来計画

13:00-13:20 2030年代将来計画検討ワーキンググループ報告
            (white paper WPの提出状況と第一回review結果):大内正己(NAOJ/東大)

13:20-15:50 WPおよびLOIに関する各PIの発表および質疑
          13:20-13:30 地上15m望遠鏡群による分光モニタリングとフォローアップ観測システム:栗田光樹夫(京大)
          13:30-13:50 初代銀河探査機:井上昭雄(早大)
          13:50-14:10 惑星間宇宙望遠鏡:松浦周二(関学大)
          14:10-14:30 Origins Space Telescope ミッションへの参加:左近樹(東大)
          14:30-14:50 LUVOIR/HabExへの参加:住貴宏(阪大)
          14:50-15:10 惑星科学、生命圏科学、および天文学に向けた紫外線宇宙望遠鏡計画:村上豪(JAXA/ISAS)
          15:10-15:30 スペース赤外線強度干渉計:松尾宏(NAOJ)
          15:30-15:50 GaiaNIR への参加:河田大介(UCL)

15:50-16:00 休憩

16:00-17:00 JAXAのミッション再定義の現状と議論:津村耕司(東京都市大学)
           16:00-16:10 背景説明:山田亨(JAXA/ISAS)
           16:10-16:15 光赤天連からの要望
           16:15-16:20 他分野との連携の現状:野上大作(京大)
           16:20-16:30 日本主導と海外フラッグシップへの参加のバランス
           16:30-17:00 今後の検討の進め方

17:00-17:30  総会(会計報告、選挙実施結果、等)


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世話人:
  板由房(東北大学)、稲見華恵(広島大学)、大朝由美子(埼玉大学)、
  住貴宏(大阪大学)、野上大作(京都大学)、深川美里(国立天文台)、
  本田敏志(兵庫県立大学)、諸隈智貴(東京大学)、古澤久徳(国立天文台)
  秋山正幸(東北大学)


光赤天連HP: http://gopira.jp/