2024年度光赤天連シンポジウム「光赤天連の長期的ロードマップおよび若手育成支援」

日程・場所:
 2024年9/17(火)-19(木)
 国立天文台三鷹キャンパス、大セミナー室
 対面とリモートのハイブリット(ハイブリット@国立天文台)

開催趣旨:
本シンポジウムでは「光赤天連の長期的ロードマップおよび若手育成支援」と題して、日本における光赤外天文学の
将来設計のための議論を行います。日本で光赤外天文学を推進する二大研究機関の国立天文台と宇宙科学研究所の
トップをお招きし、2020年代、2030年代に実現すべきと考えている地上およびスペースから行う光赤外天文学の
展望の話を伺います。現行プロジェクトの状況をコミュニティで共有し、光赤天連将来計画検討専門委員会での
検討状況を踏まえ、光赤外天文学の将来を議論します。
今回のシンポジウムでの新しい試みは三つあります。一つは、最近活発になってきた産業界の宇宙進出について、
光赤天のコミュニティとどのように協力関係を構築できるか考えるセッションを設けたことです。
二つ目は、長期計画実現において欠かせない若手研究者が研究発表する博士論文発表会をシンポジウムの中で行います。
博士号を取ったばかりの研究者や今年度博士号を取る予定(2024年3月、2024年9月のD取得者に限定)の学生は
ぜひここで発表してください。優秀な発表をされた方は表彰されます。
三つ目はシンポジウムの最後に若手が不足している装置開発分野の活性化やジェンダーバランスについての
パネルディスカッションを設けたことです。本シンポジウムで、光赤外天文学研究の現状と現在計画されている将来計画と、
光赤外天文学の周辺の状況を見渡し、今後の日本の光赤外天文学の展望をコミュニティ全体で共有できたらと思います。


暫定プログラム
Day 1 (9/17) (開始時刻9:20、終了時刻17:10 予定)
 session 1 大局を知る:天文学と惑星科学の現状と将来像
 session 2 現状を知る:現行プロジェクトの状況と希望(1、2、3)

Day 2 (9/18)(開始時刻9:30、終了時刻17:45 予定、その後懇親会あり)
 session 2 現状を知る:現行プロジェクトの状況と希望(4)
 session 3 産業界との協働を図る

 13:15-13:45 光赤外連総会(今年度は秋の天文学会年会の期間中には光赤天連総会は行わないのでご注意ください)

 session 4 光赤外コミュニティの現状を知る:一般講演(各20 min)(募集)
 session 5 若者はどこへ向かうか:博士論文発表会(各20 min)(募集)

 18:00-20:00 懇親会@天文台生協

Day 3 (9/19)(開始時刻9:20、終了時刻17:30 予定)
 session 6 他/多波長天文学の動向(各30 min)
 session 7 博士論文発表会審査結果発表・受賞者表彰
 session 8 我々はどこへ向かうか:日本の光赤外天文学コミュニティの将来計画
 session 9 総合討論(パネルディスカッション)
 ジェンダーバランス
 装置系次世代育成


参加申込
一般講演、博士論文発表会、将来計画の講演、懇親会、旅費についての申込はこちらから。
申し込みフォーム


8/19(月)  口頭講演申込期限・コスモス会館申込期限
8/30(金)  ポスター講演・懇親会・旅費補助申込期限
9/13(金)  参加申込期限


現在決まっている招待講演者(敬称略)
國中 均(宇宙研)
土居 守 (国立天文台)
伊藤洋一(兵庫県立大学)なゆた
小山佑世(国立天文台)ULTIMATE
宮崎聡(国立天文台)すばる+すばる3
鈴木大介(大阪大学)PRIME
鹿野良平さん(国立天文台)JASMINE
山田亨(宇宙研)
木野勝(京都大学)せいめい
宮田隆志 (東京大学) TAO
小山佑世 (国立天文台)ULTIMATE
守屋尭(国立天文台)Euclid
宮﨑翔太(宇宙研)Roman


世話人:
  石垣美歩(国立天文台)、栗田光樹夫(京都大学)、児玉忠恭(東北大学)、
  高田昌広(東京大学)、長尾透(愛媛大学)、橋本拓也(筑波大学)、
  本田充彦(岡山理科大学)、本原顕太郎(国立天文台)、吉田二美(産業医科大学・千葉工業大学)

光赤天連HP:http://gopira.jp/