●趣旨 本シンポジウムは、約1日半を光学赤外線天文学将来計画検討会 中間報告会、約半日を光天連主催の将来計画セッションとし、全体 で2日間のシンポジウムとなっています。 光学赤外線天文学将来計画検討会は光天連他での議論に基づき、 すばる望遠鏡やASTRO-Fに続く次世代の光赤外天文学ミッションを 検討する場として2003年1月に発足し、2003年度末までに検討を重ね、 将来構想を具体的に提案することを目指して活動を行っています。 全体会の下に、サイエンス検討班、次期地上望遠鏡検討班、スペース 望遠鏡検討班を設けて約半年間にわたり、集中的な検討を重ねてきま した。昨年の将来計画シンポジウムに引き続き、将来計画検討会 の中間報告会を下記の要領で開催し、関連分野の研究者の皆様と意見 交換を行いたいと存じます。 光天連は光学赤外天文学に関心のある研究者の自主的組織であり、 将来計画検討会に比べ、光赤外のより広いコミュニティーという位置 づけになりますが、光天連将来計画セッションとして、大学基盤強化 を踏まえた中短期計画や共同利用研についての情報交換など、光赤外 コミュニティーの情報・意見交換の場を持ちたいと存じます。 |
世話人: | 土居 守 | (東京大学/光天連 doi@ioa.s.u-tokyo.ac.jp) |
富田晃彦 | (和歌山大/光天連 atomita@center.wakayama-u.ac.jp) | |
家 正則 | (国立天文台/検討会全体代表 iye@naoj.org) | |
千葉柾司 | (東北大学/検討会サイエンス班 chiba@astr.tohoku.ac.jp) | |
田村元秀 | (国立天文台/検討会スペース班 hide@optik.mtk.nao.ac.jp) | |
高見英樹 | (国立天文台/検討会地上班 takami@subaru.naoj.org) |
プログラム説明 | 土居守 (東京大学) | ||
I 光赤外将来計画検討会 中間報告会 | |||
イントロダクション | 家 正則 (国立天文台) | ||
(1) サイエンス班中間報告[千葉] | |||
サイエンス班イントロダクション | 千葉柾司(東北大学) | ||
宇宙論 | 杉山直(国立天文台) | ||
銀河・銀河団、銀河形成 | 児玉忠恭(国立天文台) | ||
AGN・QSO | 和田桂一(国立天文台) | ||
銀河系・局所宇宙 | 千葉柾司(東北大学) | ||
恒星 | 茂山俊和(東京大学) | ||
太陽系・惑星班 | 小久保英一郎(国立天文台) | ||
総合討論 | |||
(2) スペース班中間報告[田村] | |||
SPICA | 中川貴雄・片ざ宏一(宇宙研) | ||
JASMINE 郷田担当分/矢野担当分 | 郷田直輝・矢野太平(国立天文台) | ||
JTPF | 田村元秀(国立天文台) | ||
「天か地か(深宇宙探査篇)」 | 山田亨(国立天文台) | ||
紫外線宇宙望遠鏡 | 戎崎俊一 (理化学研究所) | ||
総合討論 | |||
(3) 地上班中間報告[高見] | |||
地上班検討状況の概況報告 | 高見英樹(国立天文台) | ||
地上班検討各論 | |||
光学設計 | 長島千恵(国立天文台) | ||
セグメント開発の動き | 家正則(国立天文台) | ||
京大の試み | 岩室史英(京都大学) | ||
名大の取り組み | 栗田光樹夫(名古屋大学) | ||
ELTのAO | 高見英樹(国立天文台) | ||
超大型望遠鏡開発私案 | 佐々木敏由紀(国立天文台) | ||
国際情勢についての私的コメント | 西村徹郎(国立天文台) | ||
議論 | |||
(4) 将来計画総合討論[家・土居] | |||
パネルディスカッション | パネラー:千葉柾司・田村元秀・高見英樹 他 | ||
パネルディスカッションの議論 |
II 光天連将来計画セッション | |||
セッションの説明 | 富田晃彦(和歌山大学) | ||
(1) すばるセッション [家] | |||
すばる専門委員会 | 家正則(国立天文台) | ||
装置評価小委員会 | 岩室史英(京都大学) | ||
すばる装置更新と今後の運用方針について | 林正彦(国立天文台) | ||
質疑・意見交換 | |||
(2) 法人化後の組織検討状況 [富田] | |||
国立天文台法人化について(プロジェクト室制) | 高見英樹(国立天文台) | ||
議論 | |||
宇宙航空研究開発機構(JAXA)〜特に宇宙科学研究について〜 | 中川貴雄(宇宙研) | ||
議論 | |||
(3) 大学の基盤強化 [富田] | |||
天文学研究連絡委員会の特別議事録 | 定金晃三(大教大) | ||
大学の基盤強化 (1) 岡山新天文台グループ | 岩室史英(京都大学) | ||
大学の基盤強化 (2) TAOグループ | 土居守(東京大学) | ||
大学の基盤強化 (3) Z研グループ | 栗田光樹夫(名古屋大学) | ||
大学の基盤強化 (4) 和歌山での試み | 尾久土正己(和歌山大学) | ||
議論 | |||
光天連の今後の活動について、まとめ | 定金晃三(大教大) |